【グッズ紹介】武蔵野市立吉祥寺美術館『さかざきちはる ペンギン街に出る』スタンプラリーも開催

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武蔵野市立吉祥寺美術館で7月29日から9月10日まで、『さかざきちはる ペンギン街に出る』展が開催されている。Suicaのペンギンでおなじみのあのペンギンたちの原画が400点も展示!さらに吉祥寺の街を巡るスタンプラリーも開催されている。

ショップで購入してきたグッズと、スタンプのある場所について紹介!

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Suicaのペンギン再び

こないだ『Suicaのペンギン のり弁』をレポしたばかりだが、今度はペンギンの生みの親であるさかざきちはる氏の展覧会が開催されているので行ってみた。

場所は武蔵野市立吉祥寺美術館だ。コピス吉祥寺A館の7階にある。

ぱっと見、どこに美術館があるのか分かり辛いが、中に入りエレベーターで7階に行くと美術館はある。

大きなタペストリーのような看板がお出迎え。

こちらも同じくペンギンの大型看板。

展示室に行くまでの間に、『ペンギンアパートメント』や『ぴーちゃんと私』ができるまでの、本作りの全工程が紹介されている。

原画はデザイン画を作ってから、トレペで水彩紙に写してトレースし、絵の具で色を塗っていくという手順だという。会場内のビデオで実際に描画する様子が見れたのが面白かった。

1000枚の原画を描くために、1日8枚のペースで描いていたという。2022年の冬から始めて2023年の6月に終わったそうだ。ありえないペースでの作業量に驚く。

愛用の鉛筆は三菱ユニだというさかざき氏。こういった実際に使っている道具を知れるのは嬉しい。

なかなか使い込まれた水入れ。使用絵の具はターナーのアクリルガッシュとニッカーのデザイナーズカラー。ウィンザー&ニュートンのNo.000で、ペンギンの目を描いているという。

色を入れている工程。どういう順番で色を塗っていくのか、それがちょっと分かって面白い。

『ぴーちゃんと私』の装丁について、様々な違いを紹介している。

表紙の色が違うだけで随分印象が変わる。

こちらは『ペンギンアパートメント』の本ができるまで。

本刷りする前に何度も色校正を重ね、ようやく製本される。絵を描いて終わりというわけではないのだ。

さらに進むと壁に大きなペンギンのタペストリーが飾ってある。

この先が展示室。ここから先は撮影禁止となる。

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『さかざきちはる ペンギン街に出る』はいつまで?どこでやっている?

JR・京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から徒歩約3分にある、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催している。

外からはちょっと分かりにくいが、吉祥寺美術館はコピス吉祥寺A館の7階にある。エレベーターで行って降りると、すぐ美術館の受付だ。受付で入場料を払い、さらに奥へ進むと展示会場がある。

展示室に入るまでは写真撮影可能だが、展示室はすべて写真撮影禁止となる。

  • 開催地:武蔵野市立吉祥寺美術館
  • 住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号
    FFビル7階(コピス吉祥寺A館7階)
  • 電話番号:0422-22-0385
  • 開催期間:2023年7月29日(土曜日)~9月10日(日曜日)まで
  • 開催時間:10:00~19:30
  • 休館日:8月30日(水曜日)
  • 入館料:300円、中高生100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
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グッズショップの様子

作品を見た後はお楽しみのグッズショップだ。カウンターの右側で販売している。カウンターの下は、ペンギンの絵でぐるっと飾られている。

現在オンラインショップでは売り切れ中の、展示品が収録された図録『ペンギンアパートメント』白の巻・黒の巻。両方を同時購入すると色校正が先着でもらえる。ただし、選ぶ事はできない。何がもらえるかはお楽しみとなっている。

書籍やバッグ。

ラベルシールや…

そえぶみ箋は2色ある。

クリアファイルはA4サイズのものと、A5サイズのもの。

展示会でも展示されていた、ペンギンのモビールもなんと買える。

こちらは金色のモビール。

壁一面にずらっと飾られたポストカードたち。

どれを買おうか迷う。一番のお気に入りだった、ハシビロコウとペンギンの絵はないようだ。

後ほど購入してきたグッズを紹介。

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スタンプの場所

美術館にあるチラシの裏面を見ると、「いざ吉祥寺の街へ スタンプラリー開催」と書かれている。スタンプラリーの景品は特にないが、折角なので巡ってみることにした。

①グラニフ アトレ吉祥寺

アトレ吉祥寺内にあるグラニフに行くと、スタンプが置いてある。場所は店の入り口近くだ。ここでスタンプが押せる。

  • グラニフ アトレ吉祥寺
  • 住所:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目1−24 アトレ吉祥寺2F
  • 電話番号:0422-22-2093
  • 営業時間:10:00~21:00

②グラニフ 吉祥寺中道通り

ユニクロの脇を入った中道通りにあるグラニフにもスタンプが置いてある。スタンプは店の奥にあるレジのそばだ。

ここでスタンプが押せる。

  • グラニフ 吉祥寺中道通り
  • 住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目11−8 横山ビル1F
  • 電話番号:0422-29-7518
  • 営業時間:11:00~20:00

③吉祥寺シアター

ヨドバシカメラの脇を入って真っすぐ歩いた先に、吉祥寺シアターがある。そのまま中に入ると入り口のそばにスタンプが置いてある。

スタンプを押すための目安が書いてあるのはありがたい。ここでスタンプが押せる。

  • 吉祥寺シアター
  • 住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33−22
  • 電話番号:0422-22-0911
  • 開館時間:9:00~22:00
  • 休館日:毎月最終火曜日

ただ、意外とスタンプを押すのが難しく、残念なことに枠内に収められなかった。

別紙にそれぞれ押すとこんな感じ。スタンプラリーの景品はないが、スタンプを集めることができるので、時間がある人は参加してみよう。

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グッズ開封

今回購入したのは、クリアファイルとポストカード×4枚だ。クリアファイルは550円(税込)で、ポストカードは1枚110円(税込)だ。

横断歩道で待っているペンギンの絵が全面にプリントされているクリアファイルは、開いて間に挟めるタイプのもの。

裏面と表面はこんな感じ。

内側には今回展示されていたペンギンたちがびっしりと描いてある。

こちらは『ペンギンと色』のイラスト。

こっちは『ペンギンと鳥』のイラストだ。

このポストカードは、新宿駅にある銅像だ!

像は広場にあるため24時間無料で見れるので、新宿に行く機会があったら立ち寄ってみよう。

  • Suicaペンギン像
  • 住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目24
  • 開放時間:24時間
  • アクセス:JR新宿駅新南改札口出てすぐ、ペンギン広場内
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どこを見てもペンギン

Suicaのペンギンファンには大満足な展覧会だった。壁一面に次から次と、どこを見てもペンギンの絵がある。ペンギンに囲まれて過ごす夢のような時間が味わえる。逆にペンギンファンでなかったら、ペンギンの絵しかないので飽きるかもしれない。

入場料も300円と手ごろな価格なので、吉祥寺に行ったついでにチラっと立ち寄ったりできるし、ペンギングッズだけ購入しに行くこともできる。

『ペンギン街に出る』というから、もっと商店街とタイアップしたりしているのかと思ったら、サンロード商店街は楳図かずお御大のイベントが開催中だった。いや、確かにこれはこれで嬉しいが、ペンギンも街にもっと出て欲しかった。いっそ楳図かずお御大の描いたペンギンとか、ちょっと怖そうだが見てみたい。

スタンプラリー自体は楽しいし、景品がなくてもスタンプ自体が景品だと思って遊べる。しかし、もうちょっと設置場所があったら良かったのになとは思った。

とはいえ、さかざき氏のファンの人や、Suicaのペンギンファンの人なら楽しめるイベントなので、ぜひ足を運んでお気に入りの1枚を見つけてみよう。

参考リンク:武蔵野市立吉祥寺美術館

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