『森永マミー』と言えばあの動物たちが描かれたパッケージだが、レトロなデザインの『森永マミークラシック1965』という復刻版が売られていたので購入してみた。さらに『森永マミーのむヨーグルト』なんていうのまであるという。
折角なので通常版・復刻版・飲むヨーグルトの3種類を飲み比べてみよう。どんな味の違いがあるのか?原材料や栄養成分も含めて詳しく比較検証してみた。
『森永マミークラシック』と『のむヨーグルト』はどこで買える?
『森永マミー』の復刻版こと『森永マミークラシック1965』と『森永マミーのむヨーグルト』は、全国のスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどで販売中だ。
しかし、店舗によって取り扱いがなかったり、売り切れていることもある。今回3種類入手しに行った時にも、全て置かれている店はなかった。ちなみに『マミークラシック1965』はNewDaysで、『マミーのむヨーグルト』はローソンストア100で購入した。
近所でもし見つからない場合は、ネットショップでも販売中なのでどうぞ!
『森永マミークラシック1965』の詳細
普段のマミーとは違い、復刻版は甘酒などが入っているようなパッケージだ。1965年の発売当時の味を再現したものとなっている。当時のマミーがどんな味なのか?今とはどう違うのか、飲んでみるのが楽しみだ。
原材料と栄養成分やカロリー。
ストローで飲むタイプではなく、缶ジュースのように飲むタイプだ。
『森永マミーL』の詳細
おなじみのパッケージなマミー。昔は500mlの牛乳パックタイプのが売っていたが、今はこのタイプのかもっと大きい900mlのが売られている。
原材料。
栄養成分表。
来年の6月まで日持ちするとか、すごいなマミー。
『マミーのむヨーグルト』の詳細
マミーにのむヨーグルトがあったとは知らなかったが、確かにパッケージを見るとあのマミーだ。おなじみの動物たちも裏にいた。
原材料と栄養成分表。
鉄分と食物繊維が取れるのが売り文句なようだ。
『マミー』3種類を飲み比べ
それではマミー3種類を飲み比べてみよう。まずは普通のマミーを飲んで、他との味の違いをみていこう。
サラっとしていて、さわやかな味わいだ。マミーを飲むのは久し振りだが、こういう味だったなとすぐに思い出した。
『マミークラシック1965』の中身を全部コップに出してみると、意外と茶色っぽい色だった。
通常版よりもマミーの香りはしないし、とろっとしている。思ったよりも甘酸っぱく、ヨーグルトのような雰囲気がある。さわやかでサラっとしたマミーとは全然違い、キャラメルのような香ばしさが若干感じられる。
甘さも通常版よりも控えめで、甘酒とかのような発酵食品っぽい感じがした。
のむヨーグルトだけあって、明らかに他の2つに比べて濃厚な液体。色は白っぽい。匂いはマミーの匂いというよりも、ヨーグルトの香りのほうがする。
マミーと言われて見ればそうかもしれない程度なマミー感。濃厚でヨーグルト感が強い。一口飲むだけでは分かりづらいが、さわやかな鼻に抜けるような何かがある。言ってみればオロナミンCとかみたいな、ああいう感じの風味だ。これがマミーな部分と言えばそうかもしれない。普通に美味しい飲むヨーグルトだ。
3つを並べてみると色の違いが分かりやすい。一番茶色っぽいのが復刻版で、白っぽいのがヨーグルトだ。液体の濃さはヨーグルトが一番濃厚で、次いで復刻版、通常版の順で濃い。
復刻版はストローがない代わりに、飲み口が大きい。このままゴクゴク飲める。
ヨーグルトと通常版についていたストローを比べてみると、やはりヨーグルトのほうが長いし太かった。
飲み口の直径を比較してみるとこんな感じ。
では、具体的に何が違うのか共通しているのか、表でまとめてみた。価格はメーカーの希望小売価格を記載している。
通常版 | 復刻版 | のむヨーグルト | |
---|---|---|---|
価格 | 118円(税別) | 130円(税別) | 160円(税別) |
内容量 | 200ml | 195g | 190g |
カロリー | 91kcal | 100kcal | 152kcal |
名称 | 清涼飲料水 | 清涼飲料水 | 発酵乳 |
種別 | 乳性飲料 | 乳性飲料 | 発酵乳 |
賞味期限 | 270日間 | 150日間 | 17日間 |
保存方法 | 常温 | 常温 | 要冷蔵10℃以下 |
濃度 | さらさら | とろとろ | 濃厚 |
色味 | ベージュ | 茶色っぽい | 白っぽい |
甘さ | あり | あまりない | あまりない |
マミー感 | あり | 少しある | あまりない |
一覧表にして分かったのは、通常版と復刻版は清涼飲料水で常温保存可能だが、のむヨーグルトは発酵乳で要冷蔵だということ。カロリーはのむヨーグルトが一番あって、内容量は一番少ないが価格が一番高い。
純粋に飲みなれたあのマミーの味を求めているのなら、やはり通常版を飲むのがいい。しかし、復刻版マミーも飲むヨーグルトも普通に美味しい。その時の気分によって飲みたいマミーを選ぶのがいいだろう。
一番美味しかったのはこれだ
3種類を飲み比べた結果、一番美味しいと思ったのは『マミーのむヨーグルト』だ。マミー感はあまりないのだが、濃厚なヨーグルトなのにさわやかな感じがあって美味しかった。
復刻版マミーはマミーを飲もうと思って飲むと、まるで違うので驚くと思う。だからといって、まずいということはなく、こちらも普通に美味しい飲み物だ。
元々は瓶入りで始まったマミーも、今では飲むヨーグルトにまで進化した。公式サイトを見るとさらにアイスやゼリーなんていうものもあった。
カルピスとも違い、ヤクルトとも違う乳性飲料のマミー。昔からあって一度は飲んだことのあるものが、今もこうして残っているというのは、やはりそれだけ愛されてきた証だろう。今後も変わらずにあり続けてもらいたい飲み物の1つだと改めて思った。
参考リンク:森永マミー
■商品データ
※価格は購入時のものです
商品名 | 森永マミーL |
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価格 | 98円(税別) |
購入店 | 東急ストア |
内容量 | 200ml |
製造者 | 森永乳業 |
販売者 | 森永乳業 |
賞味期限 | 製造日より270日間 |
1本あたりのカロリー | 91kcal |
1本あたりの栄養成分 | たんぱく質0.8g、脂質0g、 炭水化物22.1g、食塩相当量0.21g |
商品名 | 森永マミークラシック1965 |
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価格 | 130円(税別) |
購入店 | NewDays |
内容量 | 195g |
製造者 | トッパンパッケージングサービス 袖ヶ浦ビバレッジ工場 |
販売者 | 森永乳業 |
賞味期限 | 製造日より150日間 |
1本あたりのカロリー | 100kcal |
1本あたりの栄養成分 | たんぱく質1.0g、脂質0.9g、 炭水化物22.9g、食塩相当量0.13g |
商品名 | 森永マミーのむヨーグルト |
---|---|
価格 | 160円(税別) |
購入店 | ローソンストア100 |
内容量 | 190g |
製造者 | 森永乳業 |
販売者 | 森永乳業 |
賞味期限 | 製造日より17日間 |
1本あたりのカロリー | 152kcal |
1本あたりの栄養成分 | たんぱく質6.0g、脂質2.4g、 炭水化物31.0g、食塩相当量0.20g |