Suicaのペンギン「春の彩りちらし」をネットで注文する時にもう1つお弁当を購入した。数あるお弁当の中から選んだのは「かに・いくら・焼ホタテ弁当」。そして店舗に受け取りにいった時に遭遇した「チキン弁当の保冷バッグ」も可愛らしくて思わず購入。
初めて食べてみた「かに・いくら・焼ホタテ弁当」の詳細やネットで駅弁を購入する方法、「チキン弁当の保冷バッグ」を紹介していく。
「かに・いくら・焼ホタテ弁当」を購入する方法
定番のお弁当はJRの駅弁屋各店で販売されているので、店舗で直接購入することができるのだけれど、売り切れのこともある。確実に入手するには事前にネットで購入して店舗で受け取ることをおすすめする。
今回利用したのはJR東日本の「ネットでエキナカ」。
キーワード「かにいくら焼ホタテ弁当」で検索すると、
店頭受け取りのできる店舗が表示される。
受け取り可能な店舗は○印の3店舗。受け取り店舗を選んで、希望の日時を指定して購入することができる。
ただしいくつか注意点もある。
- 注文できるのは限られた店舗のみなので、その店舗まで受け取りに行く必要がある。
- 注文の締切は、お弁当が欲しい日の3日前の15時まで。
- 支払い方法はクレジットカードの1回払いのみ。
日にちに余裕があって、受け取り場所まで足を伸ばせるのであれば、欲しい駅弁を確実に入手できる方法なので気になる方はチェックしてみてください。
ちなみに今回、新宿駅の「駅弁屋 頂」で受け取った時に、「チキン弁当の保冷バッグ」が店頭で販売されていて思わず購入したけれど、上記のサイトで「保冷バッグ」を検索すると、東京駅「駅弁屋 踊 グランスタ店」のみになるが、購入して受け取ることができるようだ。
「かに・いくら・焼ホタテ弁当」の詳細
ネットで駅弁を注文するのに商品をみているとたくさんの種類があって迷うけれど、外からは見えない中身を写真で確認しながら購入できるのでわかりやすくて良い。どうせなら今まで食べたことのないもので、ちらし寿司のような海鮮が3種入っているこちらを選んだ。
製造しているのは「チキン弁当」「深川めし」など数々の駅弁を手掛ける「日本ばし大増」。
商品名 | かにいくら焼ホタテ弁当 |
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購入店 | 新宿駅 駅弁屋 頂 |
製造者 | 日本ばし大増 |
値段 | 1400円(税込) |
内容量 | 1人前 |
1包装あたりのカロリー | 511kcal |
「かに・いくら・焼ホタテ弁当」の中身
外側のスリーブを取ると、お弁当と割箸、楊枝、おてふきが入っている。
フタを開けると、かに・いくら・ホタテがちゃんと入っていて美味しそう。
【内容】
- 酢飯
- カニ甘酢漬
- いくら醤油漬
- ホタテ煮焼き
- 錦糸玉子
- 刻み海苔
- 蓮根梅酢漬け
- 味付わさび
- ボトル醤油
※酢飯重量:230g
※都合により一部内容が変更になる場合があります。
カニ甘酢漬と刻み海苔。
いくら醤油漬。
ホタテ煮焼きと錦糸玉子。
蓮根梅酢漬け、味付わさびとボトル醤油。
「かに・いくら・焼ホタテ弁当」の味は?
1つずつ食べてみた味の感想をまとめてみた。
- カニ甘酢漬
甘酢漬というだけあって、甘酸っぱい味。ほぐし身と棒肉が入っているので歯ざわりの違いが楽しめる。
- いくら醤油漬
いくらは小粒だけれど、プチプチで美味しい。醤油の塩加減もちょうどよい。
- ホタテ煮焼き
しっかりと味がついていてふっくらやわらかく美味しい。一口大で食べやすい。
- 錦糸玉子
味はあまりしないけれど、ふんわりしっとりしている。
- 刻み海苔
酢飯の上全体ではなく、左上の隅にちょこっと入っている。
- 蓮根梅酢漬け
梅の感じはわからないけれど、甘酸っぱくシャキシャキした歯ざわりでさっぱりした味。
- 味付わさび
シャキシャキしたもの(ちょっと何かわからない)が刻まれて入っている。ツンとしたわさびの風味は健在。
- 酢飯
ほんのり酢の味でしっとりしていて、具の味を邪魔しない。
食べ終えた全体の感想
初めて食べた「かに・いくら・焼ホタテ弁当」は、いくらとホタテは美味しいけれど、カニの甘酢漬はいまいち筆者の好みではない。カニの甘酸っぱい味は醤油をかけて塩味を調節して食べれば美味しいのかもとも思ったけれど、そもそもカニの身本来の味がしないのが残念。
小ぶりなお弁当だけれど、思ったよりも食べごたえがあるのは意外だった。上げ底されていないのは好印象。それでも男性にはちょっと少なく感じるかもしれない。
1400円(税込)は少しお高い気もするけれど、いくらとホタテは美味しかったので概ね満足といったところ。
「チキン弁当の保冷バッグ」の詳細
今回お弁当を受け取りに行ったのは新宿駅「駅弁屋 頂」。
注文したお弁当を受け取るだけのはずが、お店に入ると可愛らしいチキン弁当のコーナーが!!
キチン弁当の保冷バッグ!!
思わず買ってしまった。550円(税込)
チキン達の中に1つだけ違うチキンがいる。
裏側には1羽だけフォークを持ってる。
入れ口はファスナーで閉めることができる。
側面には「駅弁屋 祭」。購入したのは「駅弁屋 頂」だったけれど。マチはたっぷり約20cmあるので、お弁当が斜めにならずにすっぽり収まりそう。商品説明によるとお弁当が4〜5個入るらしい。
中にはメッシュのポケットがある。もしかしてこれは保冷剤を入れるポケットなのか?保冷剤はバッグに付いてこないのでご注意。
感想とまとめ
入っているものがそのままお弁当の名前になっている「かに・いくら・焼ホタテ弁当」は、単純だけれどわかりやすい。
そして見た目も美味しそうなお弁当だ。
味の好みは人それぞれなので一概にはいけないけれど、筆者的には残念ながら「かに」は、あまり美味しいとは思えなかった。いくらとホタテが美味しいだけに余計にそう思うのかもしれない。海鮮3種が入って1400円(税込)を高いと思うか、お買い得と思うかは難しいところだけれど、駅弁のライナップとしては頑張っている商品だと思った。
そして衝動買いした「チキン弁当の保冷バッグ」は、チキン弁当のチキン達がお茶目な大きめの保冷バッグ。マチが広く、ホールのケーキや数人分のお弁当もすっぽり収まるサイズなのでいろいろ使い道がありそう。
旅行に行かなくても時々食べたくなる駅弁。店舗では時間帯によっては売り切れている商品もあって、お目当ての駅弁が購入できないこともあるけれど、あらかじめ「この日は駅弁を食べるぞ!」という時には、ネットで日時指定(注文の締切は受取日の3日前15時)で購入しておくと安心。興味のある方はチェックしてみてください。