【駅弁】「チキン弁当」の復刻版が期間限定で再登場！おまけにクリアファイルが入っていた

東京の定番駅弁「チキン弁当」の復刻版が、10月1日から販売された。以前にも販売されたが、今回は『復刻』駅弁企画の1つとして販売される。さっそく購入したので食レポと、どこで購入できるのかなど、チキン弁当の歴史についても調べてみた。

復刻チキン弁当はどこで買える？

買える場所は以下の5つの駅で、販売期間は10月1日～11月30日までとなる。

各駅にある主な店舗を掲載する。営業時間は変更になる場合もあるので、最新情報を確認してから行くようにしよう。

駅弁屋　祭　グランスタ東京

• 住所：〒100-0005 東京都千代田区丸の内１丁目９−１ JR 東京駅
• TEL：03-3213-4353
• 営業時間：5:30～23:00（全日）
• 公式HP
• グランスタ東京内地図

駅弁屋　踊　グランスタ東京

• 住所：〒100-0005 東京都千代田区丸の内１丁目９−１ JR 東京駅
• TEL：03-3213-4353
• 営業時間：6:00～21:30（全日）
• グランスタ東京内地図

駅弁屋　匠　エキュート上野

• 住所：〒110-0005 東京都台東区上野７丁目１−１
• TEL：03-5826-5629
• 営業時間：月～土/6:30～22:00
  日・祝/6:30～21:00
• エキュート上野内地図

駅弁屋　頂

• 住所：〒160-0022 東京都新宿区新宿３丁目３８−１
• TEL：03-3370-4080
• 営業時間：6:30～21:00（全日）
• 場所：ＪＲ新宿駅(改札内)2階南口コンコース

駅弁屋　品川

• 住所：108-0074 東京都港区高輪３丁目２６−２７
• TEL：03-3213-4353
• 営業時間：6:30～21:00（全日）
• 場所：ＪＲ品川駅(中央改札内)　新幹線乗換口への連絡通路

駅弁屋　旨囲門 エキュート大宮

• 住所：〒330-0853 埼玉県さいたま市大宮区錦町６３０
• TEL：048-648-8851
• 営業時間：6:00～22:30（全日）
• エキュート大宮内地図

チキン弁当の詳細

開封する前にチキン弁当の外装や成分などを見ていこう。まず、パッケージがいつものとは違って横長ではない。

右端には賞味期限ではなく、チキン弁当が発売された日がスタンプ風に印字されている。

成分表はこんな感じ。入っているものもトマト風味ライスと鶏唐揚にポテトチップスだけだ。

横幅は約15.5cm

縦は約15cm

高さは約8.5cmだ。

復刻チキン弁当の中身

それでは弁当の中を見ていってみよう。開封すると見慣れないものが何か入っている。

取り出してみると、フォーク、おてふき、チキン弁当のミニ歴史、小さなクリアファイルが入っていた。

このクリアファイルは何なのか？調べたところ、『復刻』駅弁企画で販売されたものに共通して入っているファイルということだ。この企画では他にもシウマイ弁当の復刻版などもある。

各社の記念駅弁には、横浜開港資料館（横浜市中区、館長 西川武臣、公益財団法人横浜市ふる
さと歴史財団運営）とのコラボにより、歌川広重（３代）が鉄道開業前年に想像で描いた同資料館所蔵の錦絵「横浜海上蒸気車鉄道之図」をデザインしたミニクリアファイルが数量限定で添付されます。

鉄道開業 150 年記念 『復刻』駅弁企画

クリアファイルはA6サイズ。

裏面には企画に参加している企業が書かれている。なお、クリアファイルは数量限定で、各社の在庫がなくなり次第添付終了とのこと。

さらに2023年3月31日まで、このクリアファイルを横浜開港資料館に提示すると、団体料金で入館できる割引サービスを受けれる特典つきだ。

中は普段のチキン弁当と違って二段重ねになっている。一段目は鳥の唐揚とポテトチップス。

二段目はトマト風味ライス。マッシュルームソテーとグリンピースが乗っている。

唐揚は全部で6個入り。

ポテトチップスはそのまま添えられている。それ以外に寿司屋で食べるガリのようなものが入っていた。

ほんのり赤く染まったご飯に、つやつやのマッシュルームソテーが食欲をそそる。

復刻チキン弁当の味は？

トマト風味ライス

いわゆるケチャップライスで、トマトの風味はあまり感じられない。Suicaペンギン「大人のお子さまランチ」のご飯のほうが美味しい。しかし、冷えていてもパサつかず、しっとりもっちりしているのがいい。炊き込みご飯のようなご飯だ。

鶏唐揚

何もつけずに食べられる味付き唐揚。冷めていても不思議と柔らかく、脂っこくない。塩加減もちょうどよく、どんどん食べられてしまう味だ。

ポテトチップス

袋などに入っていないためか、残念ながらふにゃふにゃとしけり気味。そのせいなのか、妙にじゃがいもの味がちゃんとするポテチだった。

生姜甘酢漬

商品名は甘酢漬だが、かなり生姜が利いている。酸っぱさよりも辛さを感じる一品。

チキン弁当の歴史

お弁当に封入されていたチキン弁当の歴史を見ると面白い。チキン弁当が今に至るまで、どんな歴史を歩んできたのかが分かる。

この歴史に様々なチキン弁当がいつ発売されたのかを調べて分かったもの加えた、独自の年表を作成してみた。

※すべて西暦表記に変更

感想とまとめ

復刻版のチキン弁当もやはりいつものチキン弁当と同じく、出来立てでなくても美味しい商品だった。唐揚もご飯の量もしっかりあるので満足できる。味付けもちょうどいい塩加減で脂っこくないため、胃にもたれるなんてこともない。容器のデザインもかわいくてかっこいい、見ているだけで楽しい気分になる秀逸なデザインだ。

ポテトチップスが袋に入ってないので、思いっきりしけり気味なのは残念だが、それも含めた上での復刻版なのだろう。とにかく驚いたのが生姜甘酢漬だ。たまたま自分の買ったものだけがそうなのか、本当に辛い。子どもは大丈夫なのかと思えるぐらい辛い。口直しなんてレベルを余裕で超える辛さだ。

現在のチキン弁当のほうが、味も洗練されている上に、様々な配慮がされているだろう。しかし、復刻版にはどこか懐かしさや思い出が詰まっている。

チキン弁当の歴史を調べてみて、様々な商品が出ていたことに驚いた。長年愛されるチキン弁当だからこそ許される商品展開に、今後も注目していきたい。