『鉄道の日2023フェア』として、10月3日からNewDaysで名物駅弁とコラボした商品が発売された。1つは『チキン弁当』とコラボしたサンドイッチで、もう1つは『峠の釜めし』とコラボしたおにぎりだ。
釜めしがおにぎりになったのは分かるとして、チキン弁当がサンドイッチってどういうことだろうか?トマトライスの代わりにパンなのか、まさかご飯をパンに挟んでいるのか?とにかく購入してみよう。
買ってきた2つの商品は、共に本家の味をしっかり再現したコラボ商品だったので、詳しく紹介していこう。
『チキン弁当風サンド』と『峠の釜めし風おにぎり』はどこに売っている?
10月14日が鉄道の日ということで、NewDaysでは10月3日(火)~10月23日(月)までの間、鉄道の日フェア2023なるものが開催されている。ちなみに2022年も開催されていて、その時にもこの2つは販売されていた。今年初めて購入したので、詳しくレポしていこうと思う。
まずはおにぎりコーナーを見てみると『峠の釜めし風おにぎり』を発見!
さらにサンドイッチコーナーを見ると『チキン弁当風サンド』もあった。
『峠の釜めし風おにぎり』は10月3日(火)から、首都圏及び、静岡・長野・宮城・福島・山形・岩手の各県内・新潟駅で販売している。
『チキン弁当風サンド』は10月3日(火)から、首都圏及び、静岡・長野・宮城・福島・山形で販売している。
ただし、店舗によっては取り扱いがない商品もあることと、販売期間が変更になる場合があるので要注意。
『チキン弁当風サンド』の詳細
まずは『チキン弁当風サンド』から見ていこう。表にはお馴染みの『チキン弁当』を彷彿とさせるシールが貼られている。さらに製造元である日本ばし大増の表示も。
鶏唐揚げとトマト風味ライスの組み合わせで人気の「チキン弁当」をイメージしたサンドイッチです。鶏唐揚げ、ナポリタン、たまごサラダをサンドしました。とある。どうやらトマトライスが挟まっているわけではなかった。
原材料と栄養成分。『チキン弁当風サンド』のカロリーは400kcalだ。10℃以下保存なのでお弁当で持っていく際には注意が必要だ。
袋から取り出して計量していこう。
正面から見ると唐揚げが顔を覗かせている。ちゃんとチキン弁当のあの唐揚げなのか?見た目だけではまだ分からない。
重さは133g。
縦は約9cm。
横は約12cm。
厚みは約5cmだ。
どんな感じで挟まっているのか、ペロっと上側を開けてみる。するとパッケージにあるように、唐揚げ、ナポリタン、タマゴサラダ、さらにレタスが挟まっていた。
唐揚げは1個を半分に切ったものが入っている。
しっかりと味がついていそうなナポリタンとタマゴサラダ。これは期待できそうだ。
『峠の釜めし風おにぎり』の詳細
次は『峠の釜めし風おにぎり』の詳細だ。信越本線横川駅 峠の釜めし本舗おぎのや監修とある。駅弁大会とかで大人気のあの釜めしをイメージしたおにぎりだ。
本家の駅弁の写真や、商標登録の番号なども書かれている。
原材料と栄養成分。『峠の釜めし風おにぎり』のカロリーは237kcalだ。
袋から取り出してみると、具が中に入っているタイプではなくオープンタイプのおにぎりだった。確かに本家釜めしも上にゴロゴロと具がのっている。それをうまく表現している。
重さは149g。
幅は約11cm。
厚みは具の飛び出し具合によって変わるが、約4cmといったとこか。
『チキン弁当風サンド』の味は?
それでは『チキン弁当風サンド』を実食していこう。上側にある開け口から開くと、手が汚れないように持って食べれるパッケージだ。
サンドイッチの形状的に本来は正面から食べるべきだが、ちょっと待て。さっき中を確認したところ前面から唐揚げ、タマゴサラダ、ナポリタンの順に入っていた。ということは、正面から食べると唐揚げだけが先になくなってしまう。
そこでサンドを持ち替えて縦に食べていくことにした。そうすれば、唐揚げ、タマゴサラダ、ナポリタンが同時に最後まで味わえる。
パンはコッペパンのようなパンだが、安いコッペパンのようにスカスカしたものではない。しっとりとしたタイプのパンだ。唐揚げはまぎれもなくチキン弁当の唐揚げで、ちゃんとあの味がする。
タマゴサラダもナポリタンもしっかりと味がついていて美味しいし、ナポリタンのケチャップと混ざることでタマゴサラダの味わいが深まる。
上下をパンで挟んだタイプと違い、とにかく食べやすい形状で、手が汚れずに最後まで食べれる。平べったいお陰で持ちやすいし、食べている最中に具が奥に行ってしまったりしない。
ただ、レタスが噛み切れずに一気にベロっと出てしまうが、それでも絶対キャベツよりレタスのほうがいい。水っぽくならない程度の量も好印象だ。
想像以上の美味しさで、見た目以上にボリュームもあった。以前食べた『チキン弁当せんべい』に比べ、これはかなりチキン弁当を再現していると思った。大満足のサンドイッチだ。
『峠の釜めし風おにぎり』の味は?
次は『峠の釜めし風おにぎり』を実食していこう。上側にある開け口から開けると、ちょっと崩れそうになる。開け口のそばをよく見てみたところ、「具材が落ちないよう、注意してお召し上がりください」と書いてあった。
上には鶏、しいたけ、栗、紅生姜がのっている。ご飯を崩してよく見てみると、ごぼうやたけのこ、しいたけなどがご飯に混ざっていた。
一口食べた瞬間、『峠の釜めし』だと分かる味付けだ。ごはんはしっとりもちもちしていて、冷めていても美味しい。何も分からずに食べたとしても、釜めしだと分かる味だ。
上にのっている具を1つずつ見ていこう。鶏は香ばしい匂いがする鶏もも肉で、プリプリとした弾力がありしっかりとタレの味がする。しいたけも味がしっかりついていて、噛めば噛むほど味がしてくる。栗は丸々1個入っていて、柔らかくしっとりした甘い味付けだ。紅生姜がよくきいていて、いいアクセントになっている。
ただ、手に持って食べるおにぎりとしては、上手に食べないと崩れそうになるし、具が落ちてしまいそうになる。皿にとって箸で食べるほうが食べやすい。
全体的に甘じょっぱい味で、見た目以上にこちらもボリュームがある。『峠の釜めし』を食べたいが、買いに行くのは大変だし、量が多いという人にはこのおにぎりが手軽に食べれていいだろう。こちらもかなり再現度が高いおにぎりだ。往年のファンの人も大満足な味だろう。
再現度高すぎ
『チキン弁当風サンド』と『峠の釜めし風おにぎり』の良いところと注意点をまとめた。
良いところはどちらも再現度が高いというところと、冷めていても美味しいというところ。両方の駅弁を知っている人なら、すぐにあの味だと分かる味になっている。駅弁を食べたことがない人でも、普通に美味しいと思える商品だ。
冷めていてもおにぎりはご飯がもちもちしているし、サンドイッチはパンがしっとりしている。さすが駅弁とのコラボ商品だけあって、そこらへんはよく考えられている。
NewDaysの他の商品に比べ、価格は少々お高めではあるが、買う価値は十分にある。サンドイッチはナポリタンパン、タマゴサラダパンとして売り出してもいいぐらいの品質で、それが同時に味わえる上にチキン弁当の唐揚げ入りだ。
おにぎりは上の具がないおにぎりとしても売り出していいぐらいの品質なのに、ゴロゴロと美味しい味付けがされた具がのっている。むしろこの値段で食べれることが逆に凄い。今はもう量も食べれないし…という往年の釜めしファンの方は、ちょうどいい量だと思うのでぜひ食べてもらいたい。
注意点として『チキン弁当風サンド』は要冷蔵なことと、『峠の釜めし風おにぎり』が崩れやすいので気をつけよう。おにぎりは皿にとって、箸で食べたほうが食べやすいのでおすすめ。また、サンドイッチは正面から食べるより横から食べるほうが、どこを食べても具になるのでおすすめだ。
どちらの商品も販売期間中はできるだけ購入したい。それぐらい大満足な商品だった。
参考リンク:NewDays
■商品データ
商品名 | チキン弁当風サンド |
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価格 | 380円(税抜) |
製造者 | JR東日本クロスステーション |
購入店 | NewDays |
1包装あたりのカロリー | 400kcal |
1包装あたりの栄養成分 | たんぱく質11.1g、脂質23.3g、 炭水化物36.6g、食塩相当量2.1g |
商品名 | 荻野屋 峠の釜めし風おにぎり |
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価格 | 300円(税込) |
製造者 | JR東日本クロスステーション |
購入店 | NewDays |
1包装あたりのカロリー | 237kcal |
1包装あたりの栄養成分 | たんぱく質5.9g、脂質2.6g、 炭水化物47.3g、食塩相当量1.3g |