「出来立ての温かいチキン弁当食べてみたいなぁ……」そんなあなたに朗報だ!この度2024年10月1日から販売された『チキン弁当デラックス』はそんな夢をかなえてくれる商品だ!
デラックスの名は伊達じゃない。味もさることながら、なんとその場で温めることができるのだ。実際に温めてみてどんな味なのか、そして通常の『チキン弁当』との違いを食べ比べて紹介!
チキン弁当なはっぴ
事前に予約した『チキン弁当デラックス』を引き取りに行ったのは、新宿駅構内にある「駅弁屋 頂」だ。
以前購入したチキン弁当の保冷バッグを持ってお店へGO!
店の外の看板も『チキン弁当デラックス』だ。
当日も購入することはできたのか?売り場を確認してみよう。
『とりめし』といつもの『チキン弁当』はあるが、デラックスは見当たらないようだ。予約しておいて良かった。
え?店員さんがチキン弁当柄のはっぴを着ているじゃないか!袂にはチキン弁当と大きく書かれている。
背中にはデーンとあのチキンの絵と、「since1964」の文字が!
よく見ると裾や袖には、チキンの柄があしらわれていた。意外と凝った作りになっている。
バッジもかわいいぞ。
快く写真撮影にご協力して頂いた店員の方、本当にありがとうございました!
よし、『チキン弁当デラックス』と『チキン弁当』をゲットしたので食べ比べしてみよう。
『チキン弁当デラックス』の詳細
それでは詳しく見ていこう。「THE TOKYO STATION HOTEL」の文字の下には、ホテルの外観のイラストだ。
そして『チキン弁当デラックス』と書いてあるそばに、“あったか”と記載されている。何があったかなのかはお楽しみ。
60周年なので赤いチャンチャンコと帽子を被っている、チキンのイラストがどーんと大きくある。
さらに東京ステーションホテルの総料理長である、石原雅弘氏監修の文字が。
おしながきはQRコードで見れる。
- トマト風味ライス
- スクランブルエッグ
- 軟骨入り鶏つくね
- 玉葱と人参入りトマトソース
- 筍煮のバジルソース和え
- パプリカ
- いんげん
- 鶏唐揚
- レモン汁パック
普段のチキン弁当にはない注意書きが。「航空機内に持ち込まないで下さい」とある。さらにレモンパックは熱くなるので注意が必要らしい。
原材料や栄養成分など。
アレルギーの表示。
ここからがデラックスの本領発揮だ。ヒモを引けばその場で温かくなるというのだ。
取り扱いの注意書き。湯気が出るので平らな場所でやるようにしよう。
脇を見ると「最後までヒモを引き抜いてください!」の文字が。
購入時にもらった注意書きを見ると、5~6分待って出来上がりということだ。パッケージはそのままの状態でヒモを引き抜くので、容器をスリーブから出さないように注意。
ヒモを全部引き抜くと、湯気がどんどん立ち上ってきた。熱々のチキン弁当が食べれるのが待ち遠しい!
『チキン弁当デラックス』の味は?
温まったらスリーブを外して容器を開けてみる。写真では分かりにくいが、出来立てホカホカで美味しそうだ。
心なしかいつものチキンより、しっとりしているように見える。
チキンライスにトマトソースとつくねが乗っている。
ふんわりとしたスクランブルエッグに筍やパプリカ。そのどれもがツヤツヤしていた。
トマト風味ライス
いつものケチャップライスとは明らかに違う。出来立てホカホカのご飯だ。全体的にしっとりしていて、弾力のある歯ざわりだ。普段のチキン弁当と違い、グリーンピースが入っていない。
スクランブルエッグ
本当にスクランブルエッグそのままの柔らかさがある。ふわっふわで口の中に入れるととろけてしまうぐらいだ。ほんのり塩味がして美味しい。
軟骨入り鶏つくね
軟骨だけじゃなく蓮根も入っていて、そのどちらも食感の違いを与えてくれて美味しい。おかずが唐揚だけじゃないというのも嬉しいポイント。
玉葱と人参入りトマトソース
冗談抜きでこのソースがこの弁当の中で1、2を争う美味しさだ。しっかりとした味がついていて、ソースがかかった箇所のライスは抜群に美味い。
ソース単品で味わうと、肉が入っていないのに、まるでトマトソースハンバーグを食べてるような不思議な味。もっとかかっててくれてもいいぐらい、とにかく美味しい。
筍煮のバジルソース和え
和風な煮物に洋風なバジルの味が絶妙にマッチしている。しかもバジルの量がちょうどいい。多すぎず少なすぎず、ほんのりと香る爽やかなバジルが口直しに最適。こちらももっと乗ってて欲しい。
パプリカ&いんげん
シャキシャキ感がちゃんと残っているパプリカといんげん。野菜そのものの旨みがして美味しい。
鶏唐揚
いつもの鶏唐揚と違って温かいせいか、粉っぽさが控えめに感じる。しかし味付けはちゃんとチキン弁当の唐揚だ。お肉はふんわり柔らか、中までちゃんと温まっていた。
弁当箱の下はどうなっているのか、開けてみた。温めるためのものが入っていて、ここには30分温かさが持続すると書いてある。
確かに食べている最中、ずっと温かいままだった。加熱と保温、その両方ができる加熱剤だ。
『チキン弁当』も特別仕様
比較用に購入してきたチキン弁当だが、こちらも特別仕様だった。販売期間は長く、2024年10月1日~2025年の9月末まで予定されている。
どこが特別仕様なのか見ていこう。まずは普段はない、60周年を祝うマークがついている。
さらに「旅のレストラン 日本食堂」という懐かしのロゴマークも!
脇までロゴマークを入れて、凝った作りになっていた。あとは箸袋が特別仕様になっている。
さらに販売当日は、チキン弁当ステッカーを配布。どこに貼ればいいのか分からないが、かわいいのでそのまま大事に保管することにした。
弁当を比べてみる
普通のチキン弁当とデラックスはどれぐらい違うのか?温度の違いはもちろんだが、並べてみるとその違いがよく分かる。
唐揚を隣に並べて比較してみた。明らかにデラックスのほうが、温められたことでしっとりとしているのがお分かり頂けると思う。
メニューを比較してみよう。
チキン弁当
- トマト風味ライス
- 鶏唐揚
- 紫キャベツと人参とビーツのサラダ
- スクランブルエッグ
- スモークチーズ
- ドライトマトオイル漬け
- レモン果汁
- グリーンピース
デラックスと共通しているのは、トマト風味ライス、スクランブルエッグ、レモン汁の3つだけだ。
当然原材料や栄養成分もかなり違う。
普通のチキン弁当のカロリーは800kcalなのに対し、デラックスは766kcalと若干控えめになっていた。
食べ比べて感じたこととしては、唐揚は冷たいほうが味が濃く粉っぽさを感じた。スクランブルエッグも冷たいほうが塩気を感じた。
『チキン弁当デラックス』のまとめと感想
出来立てのチキン弁当が食べれたらという夢をかなえてくれた、『チキン弁当デラックス』はチキン弁当ファンには絶対食べて欲しい味だった。
ごはんはふっくらモチモチ、柔らかいスクランブルエッグが乗る姿はまるで、オムライスを食べているようだ。しっとりとした唐揚に粉っぽさはなく、中まで温かくふんわりとした食感だった。
そして何と言っても一番気に入ったのがトマトソースだ。とにかくこれは美味しい。トマトハンバーグを食べているような、錯覚を起こす不思議な味だ。
販売期間は2024年10月1日(火)から2025年3月31日(月)まで(予定)なので、ぜひ1度ご賞味あれ!
参考リンク:JRE MALL Media
■商品データ
※価格は購入時のものです
商品名 | チキン弁当デラックス |
---|---|
価格 | 1380円(税込) |
製造者 | JR東日本クロスステーション |
1包装あたりのカロリー | 766kcal |
1粒あたりの栄養成分 | たんぱく質30.1g、脂質35.2g、 炭水化物82.2g、食塩相当量5.2g |