Suicaペンギンの駅弁第2弾「春の彩りちらし」を徹底紹介!今度のリユース弁当箱は漆器風

昨年販売された「大人のお子さまランチ」に続き、Suicaペンギンの駅弁第2弾が2023年3月16日から限定1万個で販売された。これはスイカペンギンファンならこれは買うしかない!とあっさり飛びついて再び購入した。

前回は1600円だったが今回は2800円だと!?物価高が押し寄せているのかと思ったら、その値段の違いはリユースできる弁当箱の差にあった。今回は何と漆器風の高級感漂うものなのだ。

中身と弁当箱の詳細はもちろんのこと、ファンならぜひとも入手しておきたい品はどこに売っているのか?さらに確実に入手するための方法を紹介!

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Suicaのペンギン「春の彩りちらし」はどこで買える?

「春の彩りちらし」駅弁が買えるのは、以下の6店舗。

  • 東京駅:「駅弁屋 祭 グランスタ東京」「駅弁屋 踊 グランスタ東京」
  • 上野駅:「駅弁屋 匠 エキュート上野」
  • 新宿駅:「駅弁屋 頂」
  • 大宮駅:「駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮」
  • 鉄道博物館「駅弁屋」

営業時間は変更になる場合もあるので、最新情報を確認してから行くようにしよう。

駅弁屋 祭 グランスタ東京

駅弁屋 踊 グランスタ東京

  • 住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目9−1 JR 東京駅
  • TEL:03-3213-4353
  • 営業時間:6:00~21:30(全日)
  • グランスタ東京内地図

駅弁屋 匠 エキュート上野

  • 住所:〒110-0005 東京都台東区上野7丁目1−1
  • TEL:03-5826-5629
  • 営業時間:月~土/6:30~22:00
    日・祝/6:30~21:00
  • エキュート上野内地図

駅弁屋 頂

  • 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目38−1
  • TEL:03-3370-4080
  • 営業時間:6:30~21:00(全日)

駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮

  • 住所:〒330-0853 埼玉県さいたま市大宮区錦町630
  • TEL:048-648-8851
  • 営業時間:6:00~22:30(全日)
  • エキュート大宮内地図

鉄道博物館 駅弁屋

  • 住所:〒330-0852埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
  • TEL&FAX:048-653-6263
  • 営業時間:平日11:00~15:00(売切れ次第終了)、土休日 10:30~15:00(売切れ次第終了)
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Suicaのペンギン「春の彩りちらし」を確実に買う方法は?

今回は事前にネットで受け取り日時を選んで購入し、「駅弁屋 頂」で受け取ることにした。

指定の時刻に行ってみると、お店の看板には「本日分は完売致しました」の張り紙が。やっぱり予約しておいて良かった。

JR東日本の「ネットでエキナカ」というサイトから受け取りの日時指定をして購入することができる。

このサイトで「Suicaのペンギン 春の彩りちらし」と検索すると、予約購入できる店舗が見つけられる。

受け取れる店舗は新宿駅、東京駅、上野駅の3店舗。受取日の3日前15時が注文締め切りになっているので要注意。

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「春の彩りちらし」の詳細

開封する前に細かく見ていこう。お弁当のおかずは料理雑誌で有名な『オレンジページ』がプロデュース。2022年10月に発売したSuicaのペンギン「大人のお子さまランチ」に続き、今回の「春の彩りちらし」もオレンジページプロデュースの駅弁第2弾となる。

今回も製造は数々の駅弁を手がけている日本ばし大増だ。

使用されている材料や、アレルギー物質の表記。

商品名 Suicaのペンギン
春の彩りちらし
購入店 新宿駅 駅弁屋 頂
製造者 日本ばし大増
値段 2800円(税込)
内容量 1人前
1包装あたりのカロリー 394kcal
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「春の彩りちらし」の中身

開封していこう!まず、脇の押さえを外してずずっとスライドさせる。

白いお弁当箱にはお花見しているペンギン達の絵が描かれている。そしてピンクの箸の袋も可愛らしい。花びらの感じもこれはきっと桜のお花見なのだろう。

フタを開けるとお品書き。

入っているのはお箸・お手拭き・お品書き。外ブタの他に内ブタもついている。

内ブタを取ると…

春らしい色とりどりの具がたくさんのっていて気分を盛り上げる。下にあるご飯が見えないぐらい、大きめな具で覆われていた。

お品書きを見てみよう。ペンギンが桜餅を食べているかわいらしい絵と共に、ちらし寿司の具材1つ1つが書かれていた。

★彩りちらし寿司

  • 鰻蒲焼
  • 焼帆立
  • 海老
  • 穂筍
  • こごみ
  • 桜でんぶ
  • 椎茸
  • 蓮根
  • 蝶々人参
  • 生姜甘酢漬

★ひじき煮

  • グリーンピース

★桜餅

桜餅の上には蝶の形をした蝶々人参。

ひじき煮とグリーンピース。左の丸い緑色がこごみ。その下にあるのが蕗。

細長い穂筍の下に海老。その隣に焼帆立。左側には椎茸と鰻蒲焼がある。

鰻蒲焼の左隣には生姜甘酢漬。

蝶々人参の下に蓮根があって、その下にピンク色の桜でんぶ。

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「春の彩りちらし」の味は?

これだけ綺麗に飾られていると、食べるのがもったいない気がしてくるが、やはり駅弁は食べてなんぼだろう。どれから食べたらいいか迷うが、味が薄めなものから食べていって、時々口直しで生姜の甘酢漬や箸休めでひじきを食べることにした。

彩りちらし寿司

  • 鰻蒲焼
    しっかりとしたタレ味で蒲焼の香ばしさがある。ちゃんと山椒の香りもして良い。
  • 焼帆立
    ほのかに醤油の味がして、帆立の風味がしっかりあって美味しい。
  • 海老
    蒸し海老で酢の味が微かにする。噛めば噛むほど味がしてくる。
  • 穂筍
    筍の風味が爽やかで噛むと汁が出てくるジューシーさ。柔らかい部分とシャキシャキした食感の両方が楽しめる。

  • ほんのり甘く出汁の味がしっかりついている。蕗にありがちな筋っぽさはない。
  • こごみ
    あっさりとした塩味でちょっとほろ苦い。春っぽさがあって良い。
  • 桜でんぶ
    意外と魚っぽさがあるちゃんとしたでんぶ。薄いピンク色が春っぽさを感じさせる。甘くて美味しい。
  • 椎茸
    生椎茸ではなく乾燥椎茸を使っているような気がするせいか、しっかり味がついていて美味しい。
  • 蓮根
    桜でんぶの上にのっているので、でんぶの風味がこちらにもある。ほのかに甘くあっさりとした味。シャキシャキ食感がちゃんとある。
  • 蝶々人参
    きれいな蝶の形で可愛らしい。食感はシャキシャキで甘い。
  • 生姜甘酢漬
    甘酢漬だが後から辛さがやってくる。さっぱりして口直しにピッタリ。
  • 酢飯
    そんなに酢の味はしないが、意外にもっちりしていて冷めていても美味しい。上にのっている具と一緒に食べると味も丁度よく、美味しく食べることができる。

ひじき煮
ひじきの風味を感じるあっさりとした上品な味。グリーンピースがアクセントになっていて良い。

桜餅
桜の葉の包まれたつぶつぶの皮の中は甘すぎない粒あんが入っていて美味しい。お弁当の最後にちょっとしたデザートが食べられるのは嬉しい。

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リユースできるお弁当箱について

今回のお弁当も容器がリユースできる。ただ、前回の弁当箱とは違って、高級感溢れるタイプだ。詳しく見ていってみよう。

石川県の伝統工芸「山中塗」の技術で漆器風に仕上げられた、高級感漂うスペシャルなお弁当箱。漆器風の外ブタと本体は、なんと電子レンジも食洗機も使えるすぐれもの。うっすら木目が見えるようなつくりとなっている。

白とピンクがシンプルで洗練された印象のお弁当箱は、このプロジェクトのために製作されたスペシャル。石川県の伝統工芸「山中塗」の技術で漆器風に仕上げられ、再利用することができます。汁もれを防ぎやすい中ブタもつき、外ブタと本体はなんと、電子レンジ加熱&食洗機利用OK! お花見するペンギンたちの絵柄は、大切に使い続けたくなるキュートさです。

オレンジページnetより
品名 合成漆器
サイズ 約幅17.6×奥行9×高さ6.1cm
容量 600ml
表面塗装の種類 ウレタン塗装
素地の種類 上ブタ・本体:PET、ABS樹脂
中ブタ:ポリエチレン
耐冷熱温度 上ブタ・本体=-20〜140°C
中ブタ=-20〜70°C
電子レンジ使用 上ブタ・本体:800〜1000W→1分以内、
500〜600W→3分以内
中ブタ:使用不可
食器洗い機・乾燥機使用 上ブタ・本体:使用可
中ブタ:使用不可
業務用はいずれも使用不可

詳しくは外装の「お弁当容器に関するお取り扱いについて」で確認できるので、使用する前には確認を。

「ご使用上の注意」「電子レンジでのご使用の際の注意」

「食器洗い機・乾燥機でのご使用の際の注意」

中ブタは本体の上に被せて、

軽く押すと閉まる仕様。ただし「密閉容器ではないので汁漏れすることがあります。横にしたり傾けたり、振動にご注意ください」とあるのでご注意。

外ブタは中ブタを閉めて被せるだけで、パチっと閉まる仕様ではない。

サンドイッチとかおにぎりでお弁当つくってお花見に行きたくなる素敵なお弁当箱だ。

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感想とまとめ

前回に引き続き今回も色んなものがちょっとずつ入っている、というタイプの駅弁だった。ただ、前回と違うのは今回はちらし寿司なので和風の味付けになっている。味の好みはあるが、どちらも美味しいものをちょっとずつというのは共通している。

全体的に優しい甘さと出汁の味がする上品な味付けだが、鰻蒲焼などはしっかり味付けされていて味のアクセントになる。そしてこごみや筍、蕗といった食材が春を感じさせてくれた。箸休めでひじき煮や生姜甘酢漬を食べると、舌がリセットされて味の変化が分かりやすい。

意外と酢飯がもっちりしているので食べ応えがあり、女性なら大満足な量だと思われる。ただ、前回のお子さまランチもそうだったが、男性には物足りないかもしれない

高級感漂う弁当箱が欲しい人にはいいと思うが、前回のような普段使いできるお弁当箱が欲しい人にはおすすめできない。なぜなら中ぶたはあってもパッキンになっていないので、汁気の多いおかずを入れたらもれてくる可能性がある。どちらかというと弁当箱としてリユースするよりも、小物入れとして使ったほうがいいような気がする。

お弁当自体の味は美味しいし入れ物もかわいらしいのだが、この容器が欲しい人でなければやはり2800円という価格は少々お高く感じそうだ。当然、Suicaファンとしては大満足な品だった。またコラボ駅弁が販売される日を楽しみにしている。

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