『タラタラしてんじゃね～よ味焼そば』エスニック味とカレー味を食べ比べ！タラを追加トッピングしてみた

『タラタラしてんじゃね～よ』のカップ焼きそばが発売された。なぜ、焼きそばなのか？ちょっとよくわからないのだが、気になったのでエスニック風味とカレー味の2種類とも購入してみた。

その中身は具としてあの駄菓子をトッピングするという、意味不明な物だった。ならば、さらに追いトッピングしてみようじゃないか。と、妙な使命感に駆られて駄菓子の『タラタラしてんじゃね～よ』を別に購入して追加してみた。

その結果を含め、2種類を食べ比べしたレポをお届けする。

あの駄菓子が焼きそばに！？

ヨークフーズに買い物に行くと、新商品として高く積み上げられたカップ焼そばが並んでいた。その名も『タラタラしてんじゃね～よ味焼そば』だ。それってあの駄菓子の『タラタラしてんじゃね～よ』か？なぜ焼そばに！？

正直意味がよく分からないが、エスニック風味以外にも…

カレー味まであった！

思わず購入してしまったが、いったいどういうカップ焼そばなのだろうか。詳しく見ていこう。

まさかの具

まずはエスニック風味のほうから見ていこう。いつものあのロッカー風のキャラと、戸惑うよっちゃんイカ軍団がフタ部分に描かれている。

写真を見る限り、焼そばに『タラタラしてんじゃね～よ』をトッピングした商品のようだ。合わないこともないだろうが、それが美味しいのかどうかの想像がつかない。

原材料。

『タラタラしてんじゃね～よ味焼そば』のカロリーは1食当たり340kcalだ。カップ焼そばにしては思ったよりカロリーが低い。

調理方法は普通のカップ焼そばと同じ作り方で、お湯を注いで3分後に湯を捨てる方法。

フタを開けてみると、中に後入れのかやくと調味たれが入っていた。

麺は中太な麺。

かやくはまさかの『タラタラしてんじゃね～よ』だ。あまりに直球過ぎるしシンプル過ぎる！

皿に開けてみたら、やっぱりそのまんまの『タラタラしてんじゃね～よ』だった。それ以外のものは一切ない。これを具として食べろというのか？どうにも不安だ。

続いてカレー味焼そばを見ていこう。パッケージにはいつものロッカー風の人物が、ターバンを巻いて登場だ。よっちゃんイカ軍団でなくても、これは戸惑う。

原材料。

『タラタラしてんじゃね～よカレー味焼そば』のカロリーは1食当たり338kcalと、こちらもカップ焼そばにしては低カロリーだ。

調理方法もエスニック風味と同じ作り方で、3分たったらお湯を捨てて完成だ。

中を開けてみると、かやくではなくふりかけが入っていた。調味たれもふりかけも後入れタイプとなる。

麺はエスニック風味と同じ中太麺だ。

外側からは中に何が入っているか分からないので、ふりかけを皿に開けてみる。

開けた瞬間にカレーの匂いがする。『タラタラしてんじゃね～よ』と一緒にカレーパウダーっぽいものが入っていた。やはりこれを具として食べろということらしい。

『タラタラしてんじゃね～よ味焼そば』はどこに売っている？

2023年6月26日から全国のスーパーなどで販売されている。ただ、お店によっては取り扱いがない。もし近くの店舗で見つからない場合は、ネットでも売っているのでぜひどうぞ。

カレー味はこちら。

調理して比較

3分たったのでお湯を捨てて、調味たれをかけてみる。エスニック風味のたれの色は赤っぽい。

こちらはカレー味の調味たれ。ぱっと見、2つの違いが分からない。

エスニック風味を混ぜるとこんな感じ。

よく見るとカレー味のほうが少し黄色がかっているような気がする。

2つを比べてみると分かりやすい。エスニック味のほうが赤っぽくて、カレー味のほうが黄色っぽいことが分かった。

それでは後入れのかやくを入れてみる。エスニック風味に投入して…

混ぜて完成。

お次はカレー味にふりかけを投入。

まんべんなく混ぜて完成だ。

具が本当に『タラタラしてんじゃね～よ』のみという、ストイックなカップ焼そばの完成！どちらも見た目はアレだが、食欲をそそる匂いは混ぜている間もしていた。

2つの味を食べ比べ

それでは実食していこう。まずはエスニック風味から。ほのかにエビのような匂いがして、一口食べると魚介のフレーバーがする。後入れのせいかタラはしっかり味がして、麺と一緒に食べることで別の食感を生み出していい。

何となくナンプラーのような辛酸っぱい雰囲気があるが、辛くはなくどちらかというと甘い。ガーリックの味もしてくる。とにかくタラとの相性がよく、『タラタラしてんじゃね～よ』の味がうまく再現されていた。

続いてカレー味を食べてみる。結構スパイシーなカレー味だ。唐辛子系の辛さではなくスパイシー系の辛さがする。こちらも後入れのせいかタラの歯ざわりは普段食べるのと同じままだ。辛さはエスニック風味よりもこちらのほうが辛い。

辛いのが苦手な人は無理かもしれないが、激辛というほどの辛さでもない。味のパンチがエスニック風味よりもあって普通にカレー味の焼そばとしてもウマい。

しかしもっと『タラタラしてんじゃね～よ』が入っていたらいいのに…そう思い立ち、本家を追いトッピングすることに。別途購入してきた本家を…

1袋を全部投入！

よく混ぜて全体に行き渡るようにすれば完成だ。

タラ自体に味がついているため、焼そばの味が一気に濃くなった。よりタラ感が増すことで、もはや焼そばを食べているのか、『タラタラしてんじゃね～よ』を食べているのかよく分からなくなる。

だが、追いタラをしたほうが絶対美味しい。味もより濃くなるだけでなく、タラの食感が増えることで食べ応えが増す。『タラタラしてんじゃね～よ』が好きな人は、ぜひ追いタラに挑戦してみて欲しい。

意外なウマさ

『タラタラしてんじゃね～よ味焼そば』の良いところとイマイチなところをまとめた。

良いところは元になった駄菓子の味が意外と再現されていることだ。さらに別に買ってきた本家を入れて、追いタラするのが楽しい。今回、カレー味の本家が入手できなかったので、エスニック風味だけ足してみたが、足して正解だった。

イマイチなところは、追いタラ前提なのか付属の『タラタラしてんじゃね～よ』の量が少ないことだ。確かに味としては意外と再現はされているのだが、具としてもっと入っててくれると嬉しい。

最初はどんな味になるのか不安だったが、食べ終えてみれば満足いく味だった。個人的にはカレー味のほうが美味しかったので、カレー味の追いタラを入手した上でまた買ってみたいと思った。

参考リンク：エースコック

■商品データ