まだ5月だというのに35度を越す猛暑日が記録された地域もあるこの頃。昼食を食べ過ぎたせいで夕食は何か軽いものでいいなと思い、成城石井で出来合いのものを買おうとしたら見かけた肉まん。この暑いのに肉まんはないか…肉まんは冬に食べるものだし……。
そう思ってやめようとしたが、どうにも気になって仕方がない。ポップでも激しくオススメしてくる。そして気付いたら肉まんを手に取っていた。
『たっぷり6割具材の肉まん』にはそんな魅力があった。そして食べた結果、真夏だろうが食べたいと思えるウマさだった。どんな商品なのか実食レポをお届けしよう。
半分以上が具材だと?
パッケージには化学調味料不使用、国産の豚肉と玉ねぎと小麦を使用とアピールされている。
具材比率60%ということは、4割が皮で6割が餡ということになる。つまり半分以上が具だ。本当にそんなに入っているのか?嘘か本当かは、食べてみればすぐ分かるはずだ。
パッケージにあるように、化学調味料的なものは使われていない。ただ、増粘剤や膨張剤といった添加物は使用されている。
カロリーは1個あたり283kcalだ。
『たっぷり6割具材の肉まん』はどこに売っている?
成城石井オリジナル商品なので、他のスーパーでの取り扱いはない。成城石井の実店舗で購入することができる。
近所に店舗がなかったり置いてなかった場合は、ネットでも購入できる。
開封して計測
袋を開けるとトレーに肉まんが3個入っている。
調理前のサイズを計測してみよう。
直径は約9cm。
厚みは約4.5cmだ。
重さは121gだった。裏面に記載されているのは120gなので、ほぼ合っている。
『たっぷり6割具材の肉まん』の調理方法
調理方法は電子レンジと蒸し器の2つある。手軽に電子レンジで温めることもできるし、本格的に蒸し器で温めることもできる。
電子レンジで調理
- 肉まんに少量の水をかけて皿に置く
- かるくラップをかける
- 1個あたり500Wで約1分10秒加熱する
蒸し器で調理
- 蒸し器でお湯を沸かす
- フタを開けて肉まんを重ならないように並べる
- 蒸し器にふきんをかけてフタをする
- 10~15分蒸して完成
実食
経験上、蒸し器で調理するほうが美味しいので、今回は蒸し器で温めた。半分に割ってみると、具と皮の割合が分かりやすい。
餡は団子状のタイプというより、そぼろ状のものだ。だからか、半分に割った時に肉汁が溢れ出るというタイプではなかった。一口食べてみると、まず皮がもっちりしていて美味しい。写真で見ると厚めの皮に見えるが、食べると一口目で肉に当たる。つまり、それだけ具が多く入っている。6割具材というのは偽りない。
いわゆる中華中華した肉まんではなく、良くも悪くもクセがなく食べやすい。そして何といっても餡に入っている竹の子がいいアクセントになっている。
拡大してみると5mm角ぐらいのダイス状の竹の子が、肉と混ざり合っているのがお分かり頂けるだろうか。一口食べるごとにシャキシャキして美味しい。
餡の味つけもしっかりとした醤油味で、特に醤油を後付けしなくても食べれる。それでいて皮も餡も甘めで、どんどん食べ進めたくなる味だ。
ただ、餡がそぼろ状なので、気をつけないとボロボロこぼれてくる。皿の上で食べるようにしよう。
コスパよすぎな肉まん
『たっぷり6割具材の肉まん』の良いところとイマイチなところをまとめた。
良いところは味と量と値段のバランスが良いことだ。そして6割具材に偽りはなかった。1個あたり約197円(税込)でこの味は驚異的だ。コンビニで売っている同価格帯の肉まんと比べても間違いなく美味しい。むしろコンビニで売ってくれないかと。もっと高い値段でもおかしくない肉まんだ。
イマイチなところとしては、餡がそぼろ状なためこぼれそうになることだ。これは形状的に仕方がないのかもしれないが、食べる時には注意が必要だ。
肉汁あふれるジューシーな餡が好みな人にはイマイチかもしれないが、これはこれで美味しいと思う。特に竹の子の食感が気に入った。リピート確定の商品だ。
参考リンク:成城石井
■商品データ
商品名 | たっぷり6割具材の肉まん |
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価格 | 592円(税込) |
購入店 | 成城石井 |
内容量 | 360g(3個入り) |
1個あたりのカロリー | 283kcal |
1袋あたりの栄養成分 | たんぱく質7.8g、脂質14.3g、 炭水化物31.0g、食塩相当量1.1g |