普段は業務スーパー民だがどうしても購入したいものがあって、高級食材スーパー「クイーンズ伊勢丹」に行くと、入り口そばで『パンチェッタと粗挽きこしょうのまろやかカルボナーラ』というレトルトパスタソースが大量にディスプレイされていた。「サタデープラス」というテレビ番組で紹介されて、堂々の1位を獲得したとポップにも書かれている。
正直今までレトルトのカルボナーラソースで、「これは美味しい!」というものに残念ながらめぐり合えていない。本当にこれは美味しいのだろうか?半信半疑で購入してみた結果、確かに今まで食べたレトルトのものと比べて美味しいのだが……。
カルボナーラソースの詳細
見るからに高級そうなパッケージだ。ロゴには箔押しまでしてある。そこらの安物とは明らかに違う、オシャレなパッケージだ。
裏面もシンプル。
ISETAN MITSUKOSHI THE FOODのロゴが入ったオリジナル商品だ。
電子レンジと湯せんで調理できる。
原材料など。
カロリーなど。
商品名 | パンチェッタと粗挽きこしょうの まろやかカルボナーラ |
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購入店 | クイーンズ伊勢丹 |
価格 | ¥380(税抜) |
内容量 | 1袋115g |
1袋当たりのカロリー | 266kcal |
調理開始
まずは箱から中を取り出す。電子レンジで簡単に温められるが、確実に温められる湯せんで調理した。
パッケージ写真ではタリアテッレかフェットチーネか、なんかそんな感じの平打ちパスタだが、残念ながらそんなパスタはない。
仕方ないので普通のスパゲッティ100gで作った。味はきっと変わらないはず。
黒コショウとパンチェッタが確かに入っている。
ソースは黄味がかっていて、カルボ感がちゃんとあるのが分かる。これは期待できそうだ。
いい感じにソースがパスタに絡まってくる。固まったりはしないし、ダマもなくクリーミーなソースであることが分かる。
美味しいが惜しい!
食べるとソースの滑らかさが半端ない。まろやかでクリーミーな口当たりはまさにカルボ。自分でカルボを作ったことがある人ならあるあるの、玉子がちょっと固まってしまっているなんてことはまったくない。
ただ、黒コショウの風味はあまり感じられなかった。パンチェッタは塩気があってホロホロとコンビーフのように肉が解けていく。一緒に食べるとちょうどいい。だが、コクが物足りない。どうすればもっと美味しく食べることができるだろう?考えた結果、粉チーズと黒コショウと塩をトッピングをすることに。
すると劇的に美味しさが増した!もしかして、トッピング前提の商品なのだろうか?箱には特にそういったことは書かれていないが、絶対トッピングをしたほうが美味しい。
カルボナーラのまとめと感想
確かに今まで食べたレトルトカルボの中では美味しいのだが、個人的にはもっとコクが欲しかった。美味しいけど惜しい商品だ。しかし、トッピングをするのが前提ならアリだと思う。ある意味、余計な風味がない分、トッピングの邪魔をしないのだ。自分で好みの味に変えられるのがいい。
コクがもっと欲しいと思えば粉チーズを足せばいいし、風味がもっと欲しいと思ったら黒コショウを足せばいい。ベースとして使用するにはちょうどいいソースだと思う。ショートパスタに絡めてグラタンにして食べるとか、そういったアレンジをするのも楽しそうな商品だ。
今回、パスタは100gで作ってみたが、ソースは十分な量があった。食べ終わる頃には水分がなくなってくっついてしまうということもなかった。濃い目の味が好きな人には物足りないが、あっさりした味が好きな人にはオススメな商品だ。