【検証】カルディ『もへじ 熟成ぬか漬けの素』きゅうりを3つの時間差で漬けて食べ比べてみた

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KALDI(カルディ)でポップに惹かれて思わず購入したチューブに入ったぬか漬けの素。ぬか漬けが好きでもぬか床を日々管理するのはハードルが高いので、食べたい時にきゅうり1本でも漬けられるのも魅力的。一晩で漬かるということだけれど、どのくらい漬かるものなのか?きゅうり1本を9時間・24時間・30時間と漬ける時間を変えて検証、食べ比べてみた。どのくらい違いがあるのか、どんな味なのか、写真を交えてレポしていく。

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もへじ『熟成ぬか漬けの素』はどこで買える?

カルディで目に止まった『もへじ 熟成ぬか漬けの素』。ポップには”ラップで簡単!円熟した味わいのぬか漬け”10月28日まで特別価格321円(税込)。

”お好きな材料に塗り込んでラップで包み、一晩冷蔵庫に入れておくだけ!簡単なのに味わいは本格的なぬか漬けが出来上がります。”本当に??半信半疑ながら、思わず購入!

筆者はKALDI(カルディ)の店舗で購入したけれど、他でも購入できるのか?販売者の株式会社もへじのHPをチェックしてみると、取扱店→カルディコーヒーファーム全店舗となっている。念のため問い合わせてみると、やはり店舗で購入できるのはKALDI(カルディ)のみとのこと。

もし近くにKALDI(カルディ)がない場合は、カルディのオンラインショップやいろいろなECサイトでも購入できます。

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もへじ『熟成ぬか漬けの素』の詳細

販売者の株式会社もへじさんに『熟成ぬか漬けの素』はいつから販売されているのか尋ねると、販売開始は2019年8月とのこと。つまりほぼ4年前。カルディには時々行くけれど、存在を全く知らなかった。チューブ式は使いやすそうだし、冷蔵庫でも場所を取らなくて助かる。

パッケージは「ぬか床」をイメージしたような色。「きゅうり約7本分」を漬けられるようだ。

消費期限は2023年10月に購入して2024年9月6日、約11ヶ月だった。使い方は裏側に書いてある。

原材料名など。

栄養成分表示。1回(約25g)あたり37kcal、食塩相当量2.7g(推定値)。

早速漬けていこう!

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きゅうりを漬けていく

今回用意したきゅうりは3本。1本ずつきゅうりの重さをはかり、同じ分量の「ぬか漬けの素」で、それぞれ9時間、24時間、30時間漬けたものを同じタイミングで食べ比べられるように逆算して漬けることにする。ただし、きゅうりには個体差があるのでその点はご了承ください。

『使い方(きゅうり)』はチューブの裏側に書いてある。

使い方(きゅうり)
  1. きゅうり100g(約1本分)をよく洗い、両側のヘタを切り落とします。
  2. ラップの上にきゅうりと本品約12cm×2本分(25g)を絞り出します。
  3. ラップで包み、ぬかがきゅうり全体を覆うように延ばしてください。
  4. 冷蔵庫で一晩程度漬けたら、水洗いをしてお召し上がりください。

※漬け時間は8〜32時間を目安にお好みで調整してください。
※ポリ袋で漬けていただいても問題ございません。
※ゆで卵、プチトマト、アボカド等、様々な食材にお使いいただけます。

30時間の場合

すべて同じタイミングで出来上がるようにしたいので、まずはお昼に漬けて翌日の夕食に食べるイメージの30時間を漬けていく。

用意したきゅうりの中で1番大きい113g。

「使い方」に”約12cm×2本分(25g)を絞り出します”とあるので、その通りにやってみると15gしかない。

使う量の25gになるまで、絞ってみるとこんな感じ。絞り方にもよるのだろうけれど、長さではなく、ちゃんと重さをはからないとぬかの量が全く違うので注意が必要だ。

ぬかはこんな感じ。絞った時点でぬかの香りがちゃんとして美味しくなりそうな予感。

ラップの上に両端のへたを切り落としたきゅうりと25gのぬかをのせて、

ぬかが全体を覆いやすいように広げて、

ラップで包む。包んだ後にぬかがきゅうりを覆うようにモミモミした。保存袋に入れて冷蔵庫へ。

24時間の場合

次に夕食時に漬けて翌日の夕食に食べるイメージの24時間を漬けていく。

用意したきゅうりの中で2番目に大きい103g。

ラップの上に両端のへたを切り落としたきゅうりと25gのぬかをのせて、

ぬかがきゅうり全体を覆うようにラップで包み。保存袋に入れて冷蔵庫へ。

9時間の場合

最後に午前中に漬けて当日の夕食に食べるイメージの9時間を漬けていく。

用意したきゅうりの中で1番小さい81g。

ラップの上に両端のへたを切り落としたきゅうりと25gのぬかをのせて…

作り方では、きゅうり100gに対してぬか25gを使用するのだが、今回は小さめのきゅうり81gでもぬか25gとした。

ぬかがきゅうり全体を覆うようにラップで包み。保存袋に入れて冷蔵庫へ。

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時間差で漬けた3つを比べる

時間差で30・24・9時間漬けたきゅうり。

ラップに包み、時間がわかるようにつけた付箋が濡れている。水分が出るので冷蔵庫に入れる時は、ラップで包んだ後に保存袋などに入れることをオススメする。

ラップを取ってぬかを水で洗い流すとこんな感じ。きゅうり表面の色の変化は特に感じないけれど、漬ける前に比べて柔らかくなっているのでちゃんと使っているような予感。

30時間漬けたもの。幅1cm弱くらいで切った。

24時間漬けたもの。

9時間漬けたもの。

それぞれの切り口を比べてみる。特に違いがあるようには見えない。

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食べ比べる

きゅうりの表面、断面も特に違いを感じないけれど、味はどうなのか?食べ比べていく。

漬け時間→9時間(きゅうりの重さ→81g、ぬかの量→25g)

ちゃんとぬかの香りがして塩気もある。漬かってはいるけれど、シャキシャキした歯ざわりで浅漬けという感じ。

漬け時間→24時間(きゅうりの重さ→103g、ぬかの量→25g)

9時間のものよりも柔らかくポリポリした食感で、噛むとぬかの風味が口に広がる。塩気もちょうど良く、美味しいぬか漬けに仕上がっている。

漬け時間→30時間(きゅうりの重さ→113g、ぬかの量→25g)

24時間のものとほぼ変わらない感じ。ポリポリした食感で、噛むとぬかの風味が口に広がる。1番長く漬けたが塩気が強すぎることもなくちょうど良い。美味しいぬか漬けに仕上がっている。

今回の3つの中で1番美味しく感じたのは103gのきゅうりを24時間漬けたもの。塩気もちょうどよく、ぬか漬けの味や風味を楽しむことができた。

30時間漬けたきゅうりは113gとちょっと大きめだったせいか、24時間のものと塩気・食感・風味ともにほぼ変わらず美味しかった。そして81gの小さめきゅうりでも9時間は浅漬けっぽい仕上がりだった。

きゅうりの種類や大きさなどで違いがあると思うが、「100gのきゅうりに25gのぬかで24時間くらい」を目安に自分好みに調節する参考になればと思う。

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もへじ『熟成ぬか漬けの素』のまとめと感想

もへじ『 熟成ぬか漬けの素』の良いところと注意点をまとめた。

良いところ
  • ぬか床がなくても気軽に食べたい分だけちゃんとぬか漬けが作れる
  • チューブなので冷蔵庫内で場所をとらず、匂いも気にならない
注意点
  • 使うぬかの量25gは使い方に書いてある約12cm×2本では全然足りなかったので、計量することをオススメする
  • ラップで包んだきゅうりは水が出るので、保存袋に入れてから冷蔵庫へ
  • きゅうり1本に約25g×7本だと175gだけど内容量は170gなので加減が必要

良いところは、ぬか漬けは好きだけれど、ぬか床の管理はハードルが高くて無理…という人には、食べたい時に食べたい分だけ気軽にぬか漬けが作れること。また、開封後に冷蔵庫で保存する際、チューブなので場所をとらず匂いも気にならない。そして出来上がったぬか漬けもちゃんと美味しい。

注意点は、使い方に書いてある計量方法では1回に使う25gとはかけ離れた量になってしまったので、25gはきちんと計量したほうが良い。そしてラップで包んだきゅうりは水が出るので、保存袋に入れから冷蔵庫へ。あとで気がついたこととしては、パッケージに「きゅうり約7本」と書いてあり、内容量は170g。きゅうり1本にぬか約25g×7だと175g必要となる。つまり7本漬けるとしたら、小さめのきゅうりには少しぬかの量を減らしたりして加減する必要があるかもしれない。

ほぼ4年も前に販売開始されていたのに知らなかったカルディの『もへじ 熟成ぬか漬けの素』は、想像以上に優秀で美味しいぬか漬けが楽しめた。食べたい時に食べたい分だけ手軽にぬか漬けが作れるのは手軽でありがたい。今回はきゅうりにしたけれど、季節にあわせて旬の野菜はもちろん、卵やアボカドなどいろいろな食材で試してみたいと思う。

参考リンク:株式会社 もへじ

■商品データ

※価格は購入時(2023年10月の特別価格)のものです。2023年9月までの通常価格は税込340円。ただしお買得期間終了後に価格変更の可能性があります。

商品名 ぬか漬けの素
価格 321円(税込)
製造者 株式会社 もへじ
購入店 カルディ(KALDI)
内容量 170g
25gあたりのカロリー 37kcal
25gあたりの栄養成分 たんぱく質1.2g、脂質1.7g
炭水化物4.0g、食塩相当量2.7g
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