おかしのまちおかで偶然見かけた激安商品、クマの形のグミでお馴染みの「ハリボーゴールドベア・箱売り専用バルク品3kg」なるものだった。賞味期限が近いということもあり、驚きの73%引きという価格で売っていた。
ハリボーのグミは確かに好きだ。だが、3kgもの量を期限内に果たして食べきることができるのだろうか……?少し不安がよぎったが、考えても仕方ないとすぐに購入した。この大量のグミをいかに楽しく食べることができるか、自分なりに考えてみた。
激安すぎるハリボー
購入したのは偶然見かけた「おかしのまちおか」吉祥寺店。店先に所狭しと並んでいるお菓子に紛れ、なんか妙に安い商品があった。
え?73%オフ??税込6156円が1620円だと!!
これは安い!買うしかない!と、浮かれまくったが、すぐに冷静さを取り戻した。よく見ると「賞味期限間近のため特価」と書いてあった。その期限は11月30日まで。3kgのハリボーを消費することなんてできるのか?少し不安にもなった。
が、すぐに「1ヶ月以上あるし、いけるっしょ」と楽観視した。
というわけで、購入したハリボーゴールドベア。外箱にもちゃんとHARIBOの文字がある。よく似た偽物というわけではない。
賞味期限はまちおかでの表記どおり、2022年11月までとなっている。この3kgという量がどれほどのものなのか、開封して確かめてみよう。
商品名 | ハリボーゴールドベア3kg |
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価格 | 1620円(税込) |
購入店 | おかしのまちおか 吉祥寺店 |
内容量 | 3kg |
100gあたりのカロリー | 343kcal |
驚くべき大量のハリボー
箱を開けると大きな袋に大量のグミが入っていた。
向こうの言葉で書かれた成分表。カロリーは同じ、343kcalと書いてある。そして3000gの文字が。
ボウルに開けてみる。もう絶対入りきらないのは分かっているが、どれぐらいあふれるか見てみよう。
ボウルから余裕でこぼれ出すグミ、まだ袋には半分ぐらい残っている…。
全部出すと写真に収まりきらないぐらい、大量のグミであふれた!グミ好きには夢のような光景かもしれない。
3kgは何個入っているのか?
色は6色。通常のゴールドベアと一緒で、どれもクマの形をしている。これだけならかわいらしいが、今回は3kgもある。かわいいという感情は吹っ飛びそうだ。
さすがに何個入っているのかを1つずつ数えるのは大変だ。そこで10個で何gかを量ってみると大体23gだった。
なら、倍の20個なら46gになるはずだ。と思ったら47gだった。1g以下は量れないので、1個何gなのか正確には分からないが、大体2.3gぐらいと考えることにした。
では、100gは何個なのか?量ってみたところ、43個で100g~101gのあたりをうろうろしていた。ということは、3000g内にはおよそ30倍の1290個前後入っている計算になる。
よく売っているゴールドベアは80gのもの。ハリボー方程式に当てはめると、大体34~35個入っていると思われる。つまり3kg箱ハリボーは80g袋ハリボー約88個分に相当する。
キャンディコンテナの出番
では賞味期限まできっちり30日だったとして、1日何個食べれば消費できるか考えてみた。すると、毎日グミを43個食べるという結果が出た。80gのハリボー1袋より多い量を食べなくてはならない。もし朝昼晩と3回に分けて食べるなら、だいたい14~15個食べればいい。それならいけそうな気がする。実際、30日以上あるのでそれ以下の量でいいので余裕だろう。
いかん。これではグミを食べるというのが、まるでノルマのようじゃないか。グミのある生活を楽しむことはできないか?そこで考えたのが、グミをまず身近に置く事だった。
クッキージャーのような入れてもいいが、それでは“楽しむ”という部分が欠ける。機能的にジップロックで小分けにするとかいうのも、何だか味気ない。そこでポンコツ脳内データベースをフル回転させ、思いついたのがこれだ。
これはフライングタイガーで売っている、キャンディコンテナ的なものだ。海外のスーパーに行くとある、グラム売りのお菓子だったりナッツだったりが入っている、自分ですくって好きなだけ買えるアレのミニチュア版となる。
これは気分が上がるぞ!よし、グミを投入だ!
見事にグミしか入ってない。本来、チョコやらキャンディーなど違う物を入れたほうが楽しい。だがここはグミオンリーの店だ。それもゴールドベアオンリーの店。ハリボー本社だってもうちょっと色んなグミを入れるだろう。
こうやってスコップで取り出して…
スーパーのように透明な袋に入れる。盛り上がってきたぞ!
さらにフライングタイガーで袋を購入。「こっち見んな」と言いたくなるような、空ろな目のライオンだ。
お、こうやって見るとそんなに悪くないかも?外出時にも持ち運びできそうだ。
結局のところ
安いからといって買うなら本当に好きなものだけにしろという話だ。なぜなら、気分はアゲアゲになったところで、グミは変わらずそこにある。いくら盛り上がっても、消費できる量には限りがあるのだ。ちなみに幸い筆者はグミが好きなため、今もこうして書いているそばでグミを食べているので問題はない。
100gあたりのカロリーが343kcalということも忘れてはならない。くれぐれも食べ過ぎには注意だ。全てなくなった頃には体重が増えていた!なんてことにもなりかねない。そしてダイエットするために、ジム通いなんてなったら本末転倒だ。安物買いの銭失いになってしまう。
ただ、1人で消費するのではなく、たとえば友人や家族とシェアするならいいと思う。さらに、今月はハロウィンなどもあるので、子どもに配ったりするのには打ってつけの商品だ。