【鳩の日2024】鳩サブレー1枚入缶セットの販売で開店前から1時間待ちの大行列！

『鳩サブレー』でおなじみの豊島屋が、8月10日は鳩の日として毎年限定グッズや、特別価格で商品を販売する。今年は創業130周年記念で、鳩サブレー1枚入缶セットが販売された。以前も販売された缶ケース、今回は4つセットで販売だ。

オンラインでも受注販売するが、手元に届くのは2ヶ月も先となる。ならば買いに行ってみようじゃないか！限定品が販売された新宿3店舗の様子と、購入してきたケースの詳細をお届けしよう。

今年の鳩の日は外せない

缶ケースが5年ぶりに販売される上に、4枚セットで売られる。これは外せない。125周年記念の時も大行列だったそうだが、今回はオンラインで受注販売もするし、そう並ばないかもしれない。

念のため、お店が開店する10時よりも前に行ってみよう。そうして、小田急百貨店に行ってみると……

…

はい、行列。

ここは地下2階なのだが、最後尾はもっと後ろだという。行列の脇を抜けて階段を上がる。

地下1階まで上がってもまだ行列。

結局1階まで上がることに。ん？保冷剤を配っている。

開店していないが、まだまだ人が並ぶ。

日陰とはいえ暑い。店員さんが配っていた保冷剤をもらった。本当にありがたい。

いくつ購入するかきかれて、購入希望数を言うと整理券を渡された。1人5個まで購入可能だった。

配送や包装はしてもらえない。

よし、開店から1時間ぐらいたって、ようやく購入できそうだ。

ポスターもかわいらしい。

手早く渡せるように、箱も詰まれて袋もスタンバイ。

奥にもまだまだ、鳩サブレーのダンボールが詰まれているぞ。十分な数が用意されていそうだ。

小分けの袋は有料で、いくつか種類があった。

伊勢丹新宿店の行列

小田急で購入した後、同じく10時から販売された伊勢丹はどんな感じか見に行ってみた。

うん、やっぱり行列。でも小田急より短いか？

と、思ったら別の場所で行列があった。

ん？ここで終わりか？と思ったら、まだ別の所に列があるという。

ようやく最後尾の文字があった。伊勢丹はフロア内で待てるが、あちこちで列を作らないとならない。

長い行列を経て、ようやく購入できる。

あれ？小田急より1円高いのはなぜなんだ？

伊勢丹はショーケースに商品が入っていた。

さらに、中身もディスプレイされていた。見てから買うことができるのはいい。

新宿高島屋の行列

唯一開店時刻が10時30分の高島屋。行列はどんな感じだろうか？

こちらは外に並んでいた。うん、やっぱり行列。どこが売り場だ？

最後尾の札の位置からでは、売り場が人垣で見えないんですけどぉぉぉ！

脇から行ってようやく売り場を確認。奥にはまだまだ在庫がありそうだ。

あれ？こっちも1円高い。小田急だけが2500円で売られていたのか。保冷剤を配ってくれたのも、小田急だけな気がする。その代わり、高島屋ではうちわを配っていた。

缶セットを開封

ということで、入手した缶セットを詳しく見ていこう。鳩の日と書かれた上ふた。

四季折々な鳩たちのイラストが箱に描かれている。

原材料など。賞味期限は1ヶ月以上あるので安心。

ふたを開けると「ありがポ～」の文字が！細かいところまで鳩だ。

そして130年を迎えたという挨拶が内ぶたにある。

その内ぶたを開けると、さらに感謝の文字！

中には缶が4つ入っている。

取り出しやすい箱の設計だ。

中はこんな風に仕切られている。なので、中でガタガタ動いて缶に傷がついたりはしない。よくできている箱だ。

色は4色。

裏側はこんな感じ。

ふたを開けてみると、中には鳩サブレーが入っていた。四角い袋をうまいこと変形させて、缶の中に入れてある。

サブレーを取ると中には四季に合った、鳩たちのイラストが描かれていた。赤いケースの内側に描かれた、豊島屋に鳩サブレーを買いに行く鳩たちが何ともシュール。

『鳩サブレー1枚入缶セット』のまとめと感想

こうして鳩サブレー缶を求め歩いた鳩の日は終わった。朝から仕事に行くような気分で店に行き、暑い中、自分が買いたいのだから仕方ないと言い聞かせながら、販売開始から購入まで1時間以上待った行列に耐えた。

そうしてようやく手に入れた鳩サブレー1枚入缶セットは、確かに愛らしいし特別感がある。だが、冷静に考えてみると、どのタイミングでこの缶を持っていくのだろうか？と思った。

やはり外出する時に持って行くのだと思うのだが、そこまでして鳩サブレーを持って外出したいのか自分はと、改めて考えてみるとそうでもないことに気付かされてしまった。

そう、別に熱狂的な鳩サブレーファンでもないのに、特別感と見た目の愛らしさ、人にあげたら面白がるのではないかという淡い期待。それらが入り混じり、ましてやお盆の帰省のお土産にもちょうどいいような気がして知らず購入していたのだ。

鳩の日。それはお盆の時期にやってきて、帰省土産にも喜ばれるものを販売する特別な日だった。

参考リンク：豊島屋

■商品データ

※価格は購入時のものです