【数量限定】カルディのメキシコ風プリン『フランメキシカーノ』はココナッツとオレンジが香る暑い夏にぴったりなスイーツだった

メキシコのスイーツと言えば、何を思い出すだろうか？日本でもおなじみなチュロスを思い出す人が多いかもしれない。先日カルディに行ったら、見慣れないものが売っていた。その名も『フランメキシカーノ』というメキシコ風プリンだ。

メキシコのプリンとはどういうものなのだろうか。まったく想像がつかないが、興味を惹かれたので購入してみた。

その味は想像の斜め上を行く、ココナッツミルク×オレンジなオリエンタルスイーツだった！驚きの実食レポをお届け！

『フラン』とは？

カルディでずらっと並ぶフランたち。パッケージの写真を見ると確かにプリンっぽいが、正直言ってどんな味がするのかさっぱり分からない。

ポップをよく見てみると、「練乳とココナッツミルクの濃厚な味わいのプリンに、オレンジ果汁を加え爽やかでクリーミーに仕上げました」とある。

そこで、そもそも「フラン」というのが何なのか、調べるために国内外のウェブを漂う事に。

フランは日本で言うところのカスタードプリンを、スペイン語、ポルトガル語でフランと言うことが分かった。しかし、それなら何もメキシコ風とかつけなくてもいいはず。

そこでさらに調べていくと、どうやらメキシコ風は牛乳や生クリームではなく、練乳やエバミルクなどを使って作るらしい。しかも、アレンジが色々あるようで、今回のものみたいにココナッツミルクで作ったり、ラム酒が入っていたりするのもあった。

今回の『フランメキシカーノ』に近いのではないかと思われる、ココナッツミルクとオレンジを使用したフランの作り方動画はこちら。

フランがなんなのか分かったところで、購入した『フランメキシカーノ』の詳細を見ていこう。

パッケージはメキシコっぽさを表現した、赤と緑を基調とした配色だ。そこにプリンっぽい写真があり、盛り付け例としてか生クリームかアイスクリームだかをトッピングし、ミントの葉が添えられている。

裏面を見るとフランの説明と、原材料の表記。確かにココナッツミルクが使用されている。さらにオレンジ果汁となぜか、チーズまで使用されている。これは高カロリーな予感がするぞ。

と、思ったらカロリーは1個当たり101kcalという、ヘルシーな商品だ。ココナッツミルクを使用している割には低い。

箱の中には密封容器入りのフランが1つ入っている。

直径が約5.5cm。

厚みは約3cmだ。

よ～く冷やしたので、内容物が出ないように気をつけて開封してみる。ぽつぽつと表面に気泡の跡がある。

容器から取り出してみる。取り出し方は容器を逆さまにして皿に置き、脇を揉むとすんなり出てきた。

上側の色がパッケージ写真と同じように、違うことが出してみて分かった。オレンジジュースなのか、意外と汁気がある。

それでは実食してみよう。食べる前からオレンジの香りがしてくる。スプーンを入れてみると、確かに日本のプリンよりも固めだ。

一口食べてみるが何と表現したらいいのか分からない味だ。口当たりは滑らかで、ミルキーな味がする。だが、オレンジのほろ苦さもあり、最後にココナッツの風味がやってくる。

濃厚な感じではなく、もっとさっぱりした味で想像よりも甘くない。杏仁豆腐とかマンゴープリンとか、そういったオリエンタルなスイーツだ。いかにも暑い国のスイーツっぽいのだ。

見た目はカラメルのプリンぽいのだが全然違う食べ物だ。甘さよりもオレンジを強く感じ、後味はさっぱりとして爽やかだ。スパイシーな料理の後に食べたくなるような、そんな感じのスイーツだ。

『フランメキシカーノ』の良いところとイマイチなところをまとめた。

良いところ

イマイチなところ

良いところはカロリー控えめというところだ。1つ食べても101kcalという低カロリーさが、ちょっと小腹空いた時や食後のデザートで食べても罪悪感がない。

さらに賞味期限が1年近くあるのもいい。数量限定品なので、なくなってしまう前に買い溜めもできる。

イマイチなところは割高に感じることだ。同じカルディで販売している、『モカキリマンジャロコーヒーゼリー』は205gで297円(税込)だ。そちらと比べてしまうと、どうしても割高に感じてしまう。

よくも悪くもあっさりした食べ物なので、リッチな味わいのものを求めている人には物足りないかもしれない。その分、暑い夏に食べるにはうってつけなスイーツだ。

スパイシーな料理を食べて汗をかいた後、シメにキンキンに冷えた『フランメキシカーノ』を食べる。そんな食べ方がオススメだ。オリエンタルな気分が味わえる、オレンジ香る爽やかスイーツだった。

参考リンク：カルディ

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