初めてのBリーグ観戦体験!初心者でも楽しめるポイントを7つ紹介

熱狂的なバスケファンではないが、バスケットボールのルールは知っている。スラムダンクも読んだ。テレビでNBAも見たことがある。エアジョーダンも買った事がある。でも、Bリーグは見た事がない。そんな人はいるのではないだろうか。自分もその1人だった。

今回たまたま機会があって、アルバルク東京の試合を見に行く事になった。生で観戦した結果、マジでBリーグは面白かった。この感動を伝えたい、そしてもっと多くの人にBリーグの魅力を知ってもらいたい。

そこで初めてBリーグを会場で観戦した初心者による、観戦レポをお届けする。どういう雰囲気なのか知りたい人はぜひ参考にして会場へ足を運んで欲しい。

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1.予備知識がなくても楽しめる

今回見に行った試合は4月19日に代々木体育館で行われた、アルバルク東京VS群馬クレインサンダースの試合だ。本来、チームにどんな選手がいるのか、マメな人ならちゃんと調べるだろう。だが、筆者は調べなかった。

なぜなら、いくら言葉でその選手がどんな人物なのかと書かれても、実際に見るまで想像できないからだ。さらに、たまたま調子が悪くて活躍できないかもしれない。その時活躍する選手なら勝手に目に留まるはずだ。その人が誰なのか、会場で確認すればいいじゃないか。だから自分の直感を信じて予備知識は一切仕入れなかった。

それでも試合観戦は興奮して楽しめた。なにも難しいことはない、見たいように見よう。

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2.試合開始2時間前に会場へ

開始時刻は19時35分からだというが、何時に会場に行けばいいのか分からない。さすがに30分前とかなら開場しているとは思うが、大きい会場だと席を探すのも大変そうだ。

どうすればいいのか悩み、ネットで探してみたところアルバルク東京のホームページに「試合開始の2時間前がオススメ」とあった。なるほど、ならそれぐらいには行ってみるかと思って会場へ。

選手のサインが書かれた看板がドーンと出迎えてくれる。

さらにデカデカとマスコットキャラクターのルークの姿が。

いざ入場。手荷物検査を通過して中へ。ちなみに再入場もすることができる

入場すると小冊子がもらえた。

中には選手の情報などが書かれている。

チームマスコットの絵がついた消毒液で消毒。

選手のタペストリーがずらっと並んでお出迎えだ。

おっと、このキャラクターは顔が変わる!FIBAワールドカップ2023大会マスコットのJIPだった。

会場入り口にもショップがあるが、メインショップがどうやら別にあるらしい。

手書きのウェルカムボードがかわいいぞ!

まだ、試合まで時間があるからグッズを見に行ってみよう。

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3.色んなグッズが楽しい

メイングッズ売り場に到着だ。マスコットキーチェーンやぬいぐるみに…

ボールペンやキーホルダー。

応援用のメガホンにマイバッグ。

選手アクリルスタンドなるものまであるのか。

ということで、購入したのはハンドタオルとぬいぐるみマスコットキーチェーンだ。

もちろん、ファンの人ならレプリカユニフォームとかを購入するのだろうが、初心者が「応援するのに何かグッズを買わないと…」など焦る必要はない。まずは試合を見て雰囲気を知ってから、推しメンのユニフォームを購入するでも遅くはないはずだ。

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4.フードメニューも充実

コラボメニューなんてものも売っているのか。どれどれ見に行ってみよう。

売店はハーフタイム終了までの営業か。今のうちに買っておこう。

結構並んでいる。

コラボメニューのケバブに、ホットドッグやチュロスなんかもあるぞ。

同じくコラボメニューのはちみつレモンスカッシュに、ポテトや唐揚げ、のり天なんていうのもある。

どれも美味しそうだ、何を買おうか…

悩んだ結果、購入したのはコラボメニューのはちみつレモンスカッシュに、

チーズドッグと

コラボメニューのケバブだ。

会場に持っていきやすいようにトレーで渡してくれる。席に戻って食べよう。

席へ戻る途中に選手のパネルがあった。靴のサイズまで書いてあるのが面白い。

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5.食事が美味しい

まずははちみつレモンスカッシュを飲んでみる。

はちみつのコクがしっかりあって炭酸も効いている。生のスライスが入っているからか、レモンの味もちゃんと感じられる。しばらく経っても炭酸が強く、ジンジャーエールのような味わいで、甘すぎずちょうど良いバランスで美味しい。

お次はチーズドッグだ。見た目はフランスパンみたいだけど柔らかい。パンの中にポテトサラダみたいなのが入っているぞ。

割ってみるとマッシュポテトだと分かった。ソーセージは粗挽きタイプではないがしっかりとした味わいがあり、パリッとした食感で食べ応えあり。チーズのソースは冷めても柔らかくていい。マッシュポテトがいい仕事をしてる、美味しいホットドッグだ。

そしてコラボメニューのケバブをいってみる。

柔らかいパンには、スモーキーでスパイシーなチキンが挟まれており、バジルの風味も感じられる。さっぱりとした味わいで、ボリュームもあって、結構満腹感が得られて美味しい。一般的に思うケバブというよりも、バジルチキンアボカドサンドという感じだ。

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6.試合開始前から盛り上がる

食事をしながら試合開始を待っていると、チアリーダーが出てきてショーが始まった。大音量で音楽がかかり、盛り上げてくれる。さらに、応援の仕方みたいなのもレクチャーしてくれるので、初めて見に行った人でも大丈夫だ。

いよいよ試合開始5分前。今日のスターティングメンバーが入場してくる。何か凄いことが起こるんじゃないか、と思わせる演出にドキドキしてきた!

選手の名前がスクリーンに映し出されてコール。いよいよ試合が始まるぞ!

試合は1クォーター10分で、2分の休憩を挟む。1クォーター10分+休憩2分、2クォーター目を終えるとハーフタイムで15~20分の休憩がある。そしてハーフタイム後に3クォーター10分+2分の休憩、4クォーターで試合終了だ。

大体1つの試合が終了するまで、49分~54分かかる計算となる。もちろん、試合でファウルがあったり、タイムアウトなどがあればその都度時計は止まる。サッカーと違ってロスタイムという方式ではないので、見終えるまでの時間は大体2時間ぐらいだと思われる。

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7.試合の迫力に圧倒

いざ、試合開始!サッカーや野球は観戦したことはあるが、バスケットを生で見るのは初めてだ。身長の高い選手ばかりがいるせいか、コートが思ったよりも小さく近くに感じる。

オフェンスとディフェンスが目まぐるしく入れ替わるので、飽きる間もない。そしてバスケといえばやっぱり力強いダンクや、アリウープなどの華麗なプレイが見たい。

いつその瞬間が来るのか、待ちわびていると突然それは起こる。ブザービーターはあるわ、3ポイントもバンバン出るわ、緊張感と臨場感がハンパない。応援の手拍子をするのも写真を撮るのも忘れて見とれてしまう。ヤバい、バスケ面白いな!

タイムアウトの最中も退屈させないように、こうして度々チアリーダーが登場して盛り上げてくれる。

今回の試合の入場者は5702名だった。バスケットの入場者数としてこれが多いのか少ないのかは分からないが、見た感じ客席は埋まっていたと思う。試合は十分盛り上がっていた。

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Bリーグはマジで面白い

試合は91対73でホームのアルバルク東京の勝利だった。点差がついたため、最後までどちらが勝つか分からないハラハラした展開ではなかったが、それでも最後まで楽しめた。

事前に選手の情報を仕入れてなくても、やっぱり目立つ選手を自然と目で追う。この日の試合はアルバルクでは背番号1番のジャスティン・コブス選手、9番の安藤周人選手、11番のセバスチャン・サイズ選手が見ていて良かった。

クレインサンダースの選手ではあの八村塁選手の弟、八村阿蓮選手が出場していた。しかし、この日一番目に留まった選手は背番号15番のアキ・チェンバース選手だ。3Pがバシバシ決まって格好良かった。初めて観戦するからこそ、応援しているチームとか関係なく楽しめた。

試合後もヒーローインタビュー的なものがあり…

選手が客席を一周してからロッカーへ引き揚げていった。ファンなら嬉しいパフォーマンスだろう。

見終えた後、やっぱり何でも直接見るのに勝るものはないと感じた。また試合が見に行きたい、強くそう思った。テレビの画面越しに見るのと、臨場感が全然違う。そして、運営側が試合はもちろんのこと、試合以外でも楽しませようとしているのが伝わってきた。

今回見に行ったアルバルク東京のホームゲームでは、写真にはないが子どもが遊べるスペースみたいなのがあったり、ファンが参加できるイベントもあったりと、老若男女関係なく楽しめるようになっていた

普通スポーツ観戦は比較的男性の割合が多いが、今回の試合は女性同士で来ている人や、家族連れ、会社帰りに見に来ている人、海外の人など様々な人たちが来ていた。

全てのBリーグの試合がそうかは分からないが、観戦している最中に野次が飛んだり、物が投げ込まれたりとか、そういったこともない。良いプレーをすればアウェーチームにだって拍手や驚きの声が上がる。理想的なスポーツ観戦と言っていいだろう。

今年はバスケットのワールドカップが8月に沖縄で開催される。それに伴い、Bリーグもぜひ盛り上がって欲しい。次はいつ見に行こうか、再び観戦できる日を今から楽しみにしている。

参考リンク:Bリーグ

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