スーパーに行くとパンコーナーに見慣れない商品が並んでいた。その名も『アンドーナツ』というド直球の商品だ。パッケージはどこか懐かしい感じがし、せっかくなので1個購入しようと手に取った瞬間、ありえない重さに驚いた!アンドーナツっていう重さじゃない!ずっしりしていた。
これは詳しく食レポをせねば。ありえないぐらいのギルティぶりを見せつける山口製菓店の『アンドーナツ』だが、それでもまた食べたくなる美味しさがあった。
懐かしさを感じるパッケージ

時折行くスーパーサカガミは、その時々、各地の美味しい商品が並ぶ。ある意味お取り寄せをする前に試せるような感じだ。
パンコーナーに行くとなんだか見慣れない商品が。『アンドーナツ』と書いてある。

値段もお手ごろだし、何よりパッケージが懐かしい感じがする。よし1個買ってみよう。と思って1つ取ると……重っ!アンドーナツってこんなに重かった??ちょっとありえない重さに驚きつつも購入した。
『アンドーナツ』の詳細

この「アンドーナツ」のコロッとした書体と、赤と金の円がどうにも懐かしさを感じさせる。なんというか、昔の洋菓子のような雰囲気がする。
裏面が白文字で見づらいので、開封して紙を入れてみた。

1個あたりのカロリーは驚くなかれ、なんと549kcalだ!マクドナルドのテリヤキバーガーよりも高い。

原材料を見ると保存料などは使用されていない、昔ながらのアンドーナツだ。

近所のお店で見当たらない場合は、通販でも購入可能なのでどうぞ!
開封して計測

袋を開けて取り出してみるだけで、手に油がついてくる。ドーナツなのだから油で揚げてあるのは当然だが、それにしてもよく知るドーナツより油がある。
さて、気になる重さは……169gだった!AI検索が言うには一般的なあんぱんの重さが80g~130gらしいので、それをしのぐ重さとなる。『アンドーナツ』がどれだけ重いか、お分かり頂けるだろうか。

厚みは約3cm。

直径は約10cm。

半分に切ってみると餡がたっぷり入っているのが分かる。

端から端まできっちり詰まっていて、皮も下側はほぼ薄皮状態だ。

『アンドーナツ』の味は?

一口食べると思ったよりも油っこくないし、甘すぎない。餡はこしあんでサラっとしている餡だ。
手に油が多少つくので袋に入れたまま食べたほうがいい。どこから食べても餡が必ず一口目に当たる。それだけ餡がたっぷり入っている証拠だ。むしろ生地よりも餡のほうが多いぐらいに感じる。

温めて食べてみたらどうなるか?半分に切った片方をトースターで数分温めてみることにした。
すると外側の生地がカリっとして、油っぽさもほとんど感じない。餡は温まったことで柔らかくなり、口当たりがよくなった。

山口製菓店のホームページに牛乳と一緒に食べるのがおすすめとあった。あんぱんと牛乳は刑事の張り込みの必需品としてよく出てきたが、アンドーナツも牛乳と組み合わせたらどうなるのか?

うん、美味しい!この組み合わせは鉄板過ぎる。餡と牛乳が口の中で合わさることで、まろやかになって滑らかさが加わる。牛乳と一緒になることでギルティフードだろうが、気にせず食べてしまえる恐ろしさ。
『アンドーナツ』のまとめと感想

食べ終わった後も不思議とすっきりとして、口の中に油や甘さが残らなかった。なんでこうなるのか?考えた結果、生地と餡のバランスが絶妙なのではないかと結論に至った。
餡に対して生地の比率が多過ぎないため、油っこさを感じないのではないか。さらに餡がサラっとした甘さの餡なので、甘さも口に残らない。つまり、餡と生地のバランスによってこの美味しさは保たれているのではないか。
また、油っぽさがあるお陰で、日にちがたっても生地が硬くなりにくいという利点もありそうだ。
個人的には温めて食べたほうが好みだった。ただ、1人で1つ食べるのは正直罪深い。だったら半分に分けて2回食べたらいいのではないか?そうやって自分にいい訳しながら、また見かけ次第購入しようと思った。気になる方はぜひどうぞ!
参考リンク:山口製菓店
■商品データ
※価格は購入時のものです
| 商品名 | アンドーナツ |
|---|---|
| 価格 | 171円(税込) |
| 製造者 | 山口製菓店 |
| 購入店 | スーパーサカガミ |
| 内容量 | 1個 |
| 1個あたりのカロリー | 549kcal |
| 1個あたりの栄養成分 | たんぱく質10.6g、脂質22.0g 炭水化物82.6g (糖質72.2g、食物繊維10.4g) 食塩相当量0.5g |
