3COINS+plusで見つけた「アイロンマットバッグ」。持ち運びやすいアイロンケースが欲しかったので購入してみた。バッグを広げるとマットになってアイロンがかけられる便利商品のようだけれど、使い心地はいかがなものか?レポしていく。さらにバッグの組み立て方を写真付きで詳しく紹介!
3COINS+plus『アイロンマットバッグ』の詳細
購入したのは2022年10月にオープンした「3COINS+plus(スリーコインズプラス) 東急百貨店吉祥寺店」。3COINSでも販売されている商品のようです。
中身が見えるシンプルなパッケージ。
後ろにはバッグに組み立て方が書いてある。
詳しく見ていく。バッグを平らにしてアイロンをかけている写真。
イラストで「時短」、「収納◎」、「手軽」と書いてある。つまりバッグの状態でアイロンを収納しておくと、持ち運びが楽でバッグを平らにするとそのままアイロンマットになってアイロンがかけられるということのようだ。
裏には注意事項や組み立て方など書いてある。
価格は税込550円。
サイズや耐熱温度など。耐熱温度は約180℃なのか…
簡単に組み立てられそう。
商品名 | アイロンマットバッグ |
---|---|
購入店 | 3COINS+plus |
価格 | ¥550(税込) |
内容量 | 1個 |
展開サイズ | 65×50cm(持ち手含まず) |
組み立てサイズ | 約31×17×16.5cm(持ち手含まず) |
本体耐熱温度 | 約180℃ |
アイロンマットバッグの組み立て方
袋から出すとこんな感じで入っている。
タグが付いている。このアイロンマークは点が3つなので、高温(180〜210℃)を意味するけれど、このマットの耐熱温度は約180℃なのでご注意。
組み立て方はイラスト付きでわかりやすい。
マジックテープでとめるだけなので簡単。
広げるとこんな感じ。組み立てていこう。
長い方を縦に置き、
折り目で折り、
斜めの縫い目(赤い線の部分)を手前に折る。
マジックテープでとめる。
さらにマジックテープでとめる。
これで片側ができあがり。
反対側も同じようにテープでとめる。
持ち手の間にあるテープの先に付いているマジックテープと、
外側についているマジックテープでとめると、
バッグの完成。
上から見るとこんな感じ。
バッグの状態は思っていたよりも大きい。
アイロンを入れるとこんな感じ。
高さも結構ある。
持ち手を持ってみる。持ち運びしやすいのは良い。
アイロンマットの詳細
大きさは横65×縦50cm(持ち手含まず)なので、大きすぎず小さすぎず使いやすいサイズかもしれない。
実際に使う前に注意事項をチェックしてみる。
う〜ん…アイロンマットとしては注意しなければならないことが結構あるので、いくつか抜粋してみる。
まず取り扱いご注意の一番最初に「スチーム機能は使用しないでください。生地が溶け、大変危険です。」とある。
つまり、ドライでしか使えないのだ。
さらに「本品の耐熱温度180℃を超える温度では使用しないでください。アイロンマークが高温の場合180℃を目安にお使いください。」とある。
一般的にアイロンの高温は180〜210℃くらいなので、十分注意が必要だ。
「テーブルや床面を傷める恐れがあるため、本品の下にタオル等を敷いてご使用ください。またビニールやガラス等の熱に弱い素材やニスの塗料を施した面、これらの素材に似たものの上でのご使用は、蒸気や熱による変形・変質・変色の恐れがあるため、使用しないでください。」
マットの下にタオルなどを敷く必要があり、熱に弱くないものの上で使用する必要がある。
「水分を多く含んだ衣類にアイロンをあてると、アイロンの機種によっては温度が急激に200℃以上まで上がり、本品が破損する場合があります。ご注意ください。」
「水分を多く含んだ衣類」というのはどの程度なのか?シワを取るための霧吹き多めは大丈夫なのか?
アイロンマットを使ってみる!
前述した注意点をふまえた上で中温度で使ってみることにする。
…これは使いづらい。まずマットの下にタオルを敷いているので下がフカフカしてアイロンがかけづらい。そして気になるのはマットの折り目。平らでないのでやっぱりかけづらい。
アイロン台ではなくアイロンマットなので、アイロン台のような使い心地を期待するのは酷かもしれないけれど、きちんとアイロンをかけたい人には全くおすすめできない。
あくまでアイロンをちょこっとかけたいという人向けの商品だと思う。バッグは大きいので、中にマットの下に敷くタオルを一緒に入れておき、軽くアイロンをかけるだけなので問題ないという人には手軽に使えるのかもしれない。
アイロンマットバッグを購入した理由
筆者は店舗でこの商品を手に取り、耐熱温度が180℃ならアイロンマットとして使うことはないだろうと納得した上で購入した。なぜなら耐熱温度がある程度ある生地でできた持ち手が付いているアイロンケースが欲しかったから。
使用頻度の高いアイロンでケースがないものが2つあったので、まとめて収納するのに便利だと思ったのだ。
バッグが大きめなので、もう1つのアイロン(こて)も入れられる。
アイロングローブも一緒に。
紐をとめることもできる。
持ち運びもOK。
3COINS+plus『アイロンマットバッグ』のまとめと感想
良いところと残念なところをまとめてみた。
前述の通り、筆者はケースのない複数のアイロンをまとめて収納するために、持ち運びに便利な持ち手付きで、耐熱温度がある程度(180℃)ある生地でできたアイロンケースとして購入した。この使い道であれば大きさ的にも価格も満足できる商品だと思う。
アイロンをかけることを考えると、アイロンマットは簡易的なアイロンがけには便利なのかもしれないが、耐熱温度が180℃というのは微妙なところ。スチーム機能は生地が溶けて危険なので使用不可。シワになりやすい綿や麻といった素材は高温(180〜210℃くらい)でアイロンをかけることが多いし、シワを取るために霧吹きで水を含ませてアイロンをかけて温度的に大丈夫なのか不安になる。
さらに、使う際にはタオルなどをマットの下に敷く必要があり、下がフカフカしていることとマットの折り目が平らでないのでアイロンがかけづらい。
つまり、きちんとアイロンがけをしたい人にはおすすめできない商品だけれど、ちょこっとかけられれば良いという人には使い勝手が良い商品なのかもしれない。