自宅で気軽にガブガブ飲めるティーバッグの紅茶を探していると、とんでもなく激安な紅茶、キタノセレクション『アールグレイ』を北野エースで発見!しかし、さすがに安すぎじゃないか?味のほうは大丈夫なのかと、逆に心配してしまうような値段だ。お店のほうでは激推しのようだし、ここはひとつ買ってみようじゃないか。
せっかくなので食レポついでに、自宅にあったトワイニングとの比較検証をしてみた。さらに、紅茶を抽出するお湯の量についても探ってみたぞ。
キタノセレクション『アールグレイ』の詳細
北野エースで購入したキタノセレクション『アールグレイ』はこんな感じの商品だ。
- 商品名:KITANO SELECTION『アールグレイ』
- 購入店:北野エース
- 価格:¥550(税抜)
- 1袋当たり:¥5.5(税抜)
- 内容量:200g(100袋入り)
- 原産国:スリランカ
関西発祥の「北野エース」は2002年頃から関東にも出店し始めた、食料品を中心に販売するお店だ。店舗一覧を見てみると関東では、東武百貨店、マルイやパルコ、エキュートやグランデュオなどなどいろんなところにある。
そんな北野エースのオリジナル商品が、「KITANO SELECTION」だ。今回購入したのは紅茶だが、他にも様々な商品が販売されているぞ。
まるでティファニーのようなグリーンのパッケージが目をひく。
味の期待が高まる「プレミアム クオリティ ベストチョイス」と書かれたマーク。
セイロンは現在のスリランカの旧国名。
アールグレイと言えばベルガモット!アールグレイ好きな自分の期待は最高潮だ!
商品開封
中には銀色の袋が3つ入っている。
袋を開けるとアールグレイ特有のベルガモットのとても良い香りがする。33袋入りが2つと34袋入り1つで計100袋入っている。ティーバッグの袋は紙製で箱と同じデザイン。
キタノセレクションとトワイニングを比較してみた
さっそく飲んでみようと思っても、紅茶の入れ方がどこに書いてあるか非常にわかりづらい。なぜか他より小さい字で書いてあった。しかもシンプルすぎる説明だ。
約3分ってのはわかるけど、お湯の量はどれぐらいなんだ?
そこでトワイニングのティーバッグを参考にしてみることにした。「温めたカップにティーバッグを入れ、熱湯140mlを注ぎ、約1分むらします」とある。抽出時間が違うが、キタノセレクションの紅茶も同じように作ってみよう。
熱湯140mlで約1分むらしたキタノセレクション。
同じくトワイニングの紅茶もいれてみた。
左がトワイニング、右がキタノセレクション
同じアールグレイでも茶葉の色がだいぶ違うことがわかる。
左がトワイニング、右がキタノセレクション。淹れた紅茶の色はそんなに変わらない。
両方とも色や香りはそんなに差がないが、味はトワイニングのほうがまろやかでコクがある。残念ながらキタノセレクションはこの入れ方だと、渋みが際立ってアールグレイ感が薄れてしまう。圧倒的にトワイニングのほうが美味しい結果となった。
キタノセレクションを美味しく飲む方法を探る
ちょっとまて。トワイニングの入れ方を参考にして作ったが、果たしてこれが正解なのか?いつも筆者が作るやり方で、キタノセレクションを作ってみたらどうなるのか?
もともとティーポットで二杯分ぐらいのお湯を入れて、マグカップでガブガブ飲む用に買った紅茶だ。よし、その入れ方で作ってみよう!
「400mlにティーバッグ2つで3分」と「500mlにティーバッグ2つで3分」で試してみる。
左が500ml、右が400ml。
検証結果
お湯の量の差とアイスorホットで飲む差を一覧表にしてまとめた。
- ティーバッグを2個使用
- 3分間蒸らす
ホットの場合
400ml | 500ml | |
---|---|---|
ストレート | 渋み多少あり・風味あり ○ | 渋み少ない・風味弱め ◎ |
砂糖小さじ2 | 渋みが薄まる・風味あり ◎ | 渋み薄まる・風味弱め ○ |
アイスの場合
400ml | 500ml | |
---|---|---|
ストレート | 渋み多少あり・風味あり ○ | 渋み少ない・風味弱め ◎ |
砂糖小さじ2 | 甘さより渋みを感じる △ | 微糖のアイスティー ○ |
砂糖大さじ1 | まろやか・風味あり ◎ | 甘いアイスティー ○ |
結論としてストレートなら500ml、砂糖を入れるなら400mlがオススメだ。アイスの400mlに砂糖を大さじ1を入れたものは、風味もあって暑い季節にオススメだ。
好みもあると思うが、筆者的にはこの入れ方で満足だった。
キタノセレクション『アールグレイティー』良い点と残念な点
最後にキタノセレクション「アールグレイティー」を食レポ・検証して感じた、良い点と残念な点をまとめた。
キタノセレクションは1袋¥5.5(税抜)、トワイニングは1袋¥22.5(税抜)と約4倍の価格差がある。当然味も価格に比例している。美味しい紅茶を飲みたい人には物足りないだろう。
さらにお湯をどれぐらい入れればいいのか、具体的な量が書かれていないため、自分好みの量を探る必要がある。
だが、普段使いの紅茶を探している人にとって、キタノセレクションはとんでもなくコスパが良い。これからの季節はアイスでも飲むので、100袋入りでも問題なく消費するだろう。
今回初めて北野エースでキタノセレクションを購入したが、とてもコスパがいい商品だった。他の商品もまた機会があれば試してみたい。